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2022年10月 4日 (火)

「東海道五十三次 やじきたベ歩きガイド」

 今日は、10月4日、「いわしの日」。1(い)0(わ)4(し)の語呂合わせ。
【いわしの香味煮】(266kal)
青魚と香味野菜は相性抜群!
『材料』(2人分)
・いわし・・・4尾
・エリンギ・・・1本
・生しいたけ・・・4個
・にんにく、しょうが(各みじん切り)・・・各小1かけ分
・長ねぎ(みじん切り)・・・1本分
 A
 水・・・1カップ
 しょうゆ、酒・・・各大さじ2
 砂糖・・・大さじ1と1/2
 みりん・・・大さじ1/2
・酢・・・大さじ1と1/2
『作り方』
①いわしは頭と内臓を取り、水洗いして水気をふく。エリンギは食べやすく切る。しいたけは軸を取り、半分に切る。
②フライパンにAを入れて中火にかけ、煮立ったらいわしを並べ、すき間にきのこを入れる。にんにく、しょうが、長ねぎを全体にちらし、落としぶたをし、時々返しながら7~8分煮る。酢を加え、1分ほど煮る。
https://cgc-kitchen365.jp/search/detail/6317f3413ae008897d81f2f5

 昨日のテレビ「静岡発 そこ知り」は、「家康から学ぶ すゑひろがりず漫遊記」。2022年9/7の放送分。
http://www.at-s.com/sbstv/program/sokoshiri/info/1090129.html
*徳川家康の足跡をたどる
<静岡市歴史博物館>7/23プレオープン
・ロマン溢れる!家康が歩いた!?道
 戦国時代末期の道と石垣の遺構。長さ33m、道幅2.7m
 野面(のつら)積み:駿府城跡で見つかった戦国時代末期に造られた天守台の石垣と同じ積み方。1580年代後半にできた道と推測
※来年1月 グランドオープン
「旧東海道」
《追分羊かん 本店》創業元禄8年(1695年)、清水区追分
※徳川慶喜の愛した羊かん
 慶喜直筆のお軸「静 中 観 物 化」(静かなる中に物の変化を観る)
 慶喜は、大政奉還後、静岡で隠居生活
・栗入り一口羊かん 300円(税込)
*《追分文庫キッチン1695》7/19OPEN
 老舗の挑戦!想いが詰まったランチ
・追分文庫ランチ 肉コース(和牛ステーキ)※あんこ付きデザート、飲み物付き 2,530円
・追分文庫ランチ 魚コース(鮪の刺身)※あんこ付きデザート、飲み物付き 2,530円
 ※ご飯のおかわり自由
※伝統は日一日の積み重ね
<静岡浅間神社>葵区宮ヶ崎町
※徳川家康が愛した神社
 今川家の人質だった竹千代(徳川家康)は、静岡浅間神社で元服式を行った。
※静岡県は、全国2位!
 漆塗りの国宝・重要文化財の建造物の数:36棟
  35棟は、静岡市。23棟:静岡浅間神社
 1位 栃木県:90棟
・桜門 漆1トン 4億円
 水呑み龍:火事の時、ここから抜け出し、池の水を含んで火を消した伝説のドラゴン
 猪目(いのめ)
・大拝殿
 高さ21m、漆塗りの神社建築、日本一の高さ
 富士山を具現化
「静岡浅間通り商店街」
《日本料理 うおかね》葵区馬場町、創業1849年
・家康拝領の茶釜
・大御所天ぷら御膳 2,200円(税込)
 鯛の天ぷら わさび塩をつけて、茄子の天ぷら、海老と桜エビの天ぷら
 豆腐の八丁味噌がけ
《野櫻山葵漬》葵区宮ヶ崎町、創業1858年
※名字は徳川家から頂いた「野櫻」
※静岡市はワサビ栽培 発祥の地
 「葵区有東木」:自生しているワサビを移植して栽培。これが日本のワサビ栽培の発祥と言われている。
※わさび漬 発祥の地 静岡市
・中辛口わさび漬 70g 780円(税込)
・大辛口わさび漬 60g 800円(税込)
《鈴木こうじ店》駿河区高松、創業1865年
※駿河の白味噌:
 熟成期間が短く、麹や大豆の味が楽しめる
・出来立て 粒味噌 1キロ 600円、カップ(450g)330円
※関西の白味噌:
 大豆に対して麹が2倍
*変わり塩麹
 ・カレー塩麹 130g 650円
 ・トマト塩麹 130g 650円
 ・みかん塩麹 130g 650円
 ・抹茶塩麹 130g 650円
 ※発酵食に詳しい新庄あゆみさんが監修
※マヨネーズ×変わり塩麹→ディップ

 「名建築で昼食を」第7話は、「山の上ホテル」。2020年9月の放送分。
https://www.bs-tvtokyo.co.jp/meikenchiku/
《COFFEE LODGE DANTE》
・コーヒー
《山の上ホテル》1954年創業
 1936年《HILLTOP HOTEL》
※設計者:W.M. ヴォーリズ
*《Bar Non Non》
・403号室

 「タモリ倶楽部」は、「秋の夜長に読み込もう 輝け!第1回見本帳大賞」。
https://www.tv-asahi.co.jp/tamoriclub/#/?category=variety
「杉並区永福」
・冨士電線のLANケーブル色見本
※見本帳製作会社 約40社
 見本帳は手作りが基本!
*見本帳大賞 ロングセラー部門①:「埼玉県草加市」
<鈴木製本有限会社>
・襖(ふすま)紙の見本帳
 初版から60年
 本物の襖紙35種類使用
 襖の見本帳を日本で最初に作ったのは鈴木製本
*見本帳大賞 ロングセラー部門②:「大阪府大阪市」
<オサダ工芸株式会社>
・屋根瓦「鉄平」
 自然石風の凹凸
・屋根瓦「雅」和モダン
 板状に剥がれる「鉄平石」をイメージ
 オサダ工芸は「建材の見本帳」が主力
*見本帳大賞 ロングセラー部門③:「東京調布市」
<株式会社 広苑社>
・シーリング材
 外壁などの隙間を埋める充填剤のようなもの
 初版から20円 350色
*見本帳大賞 ビッグ部門①:「大阪府大阪市」
<株式会社 スミノエ>
・カーペットの見本帳
 厚さ19cm、146種類の生地見本
 国会議事堂のカーペット
・毛束見本
 ウール100%、720色
*見本帳大賞 ビッグ部門②:「埼玉県草加市」
<鈴木製本有限会社>
・コニカミノルタ AccurioJet KM-leHD印刷見本
 印刷機の性能PRのため印刷物をまとめた見本帳
 重さ10kg
 日本最大級の見本帳
※鈴木製本では、1冊からの依頼も可能
Q. 見本帳のサイズで見ていたものを実物で、イメージにギャップが生まれることの解消方法は?
 ショールームで大きいサイズのものを見る
 現物は見本帳でみるよりも淡い。
 夢をふくらませるのが見本帳
*第1回見本帳大賞「シーリング材の見本帳」広苑社

 「美の壺」は、File530「癒しのあかり ランプ」。2021年3/12の放送分。
https://www.nhk.jp/p/tsubo/ts/3LWMJVY79P/episode/te/LN65LN63P2/
*ともしび
「青森 黒石市」
《ランプの宿 青荷温泉(あおにおんせん)》笹村 文明
※ランプの芯を平面に垂直に切り、角を少し落とす。
 丸いものというのは、心落ち着くというか、そういった感じが受け取られるんじゃないか
▲壺一、心和ませる 火のぬくもり
※熊澤寿太郎 源氏合(明治32年)
「京都祇園」
<京都祇園らんぷ美術館>館長 難波 敏彦
※金赤(きんあか):ガラスに金を混ぜて作る
*やすらぎ
*芸人 ヒロシ
・ハリケーンランプ
 火をつける前にも萌えるポイントがある。ガラスに映っとるでしょ、たき火の炎。こういったものも萌えるわけですよ
▲壺二、見つめるほどに いとおしく
「大阪 八尾市(やお)」
<株式会社 WINGED WHEEL(ウイングドウィール、旧社名」別所ランプ製作所>ランプ職人 別所 由加
 ハリケーンランプの製作所
 大正13年、日本で初めて製作
※最後の職人 杉中 重一
※暗闇に炎があると人は自然に集いあい、恋人たちは炎のゆらめきが映った瞳に恋をする
 電気を消してランプの炎を見つめ語り合えば、すてきな家族になれる
*ひろがり
*EGO-WRAPPIN'
・ハンドランプ
 35年前、元工業デザイナー 青木雄作
※楽しく、易しく、美しく
▲壺三、ランプがみせる新たな景色
「熊本 南小国町」
<黒川温泉>《旅館 南城苑》下城 誉裕
 田の原川 竹のランプ
 作り始めたのは、9年前
https://kininarutips.com/tsubo-530/

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アメリカusで主婦ライフ手打ちうどんに揚げ餅が「最高」
http://japanesewifeinusa.livedoor.blog/archives/16824127.html
やわやわ・わやわや”トムヤムクンそば”を食べてみた
http://blog.livedoor.jp/s36120/archives/88995344.html
「kawatakaさんの旅行記&写真集」小豆島にある「世界一狭い海峡」
http://kawahttps://news.livedoor.com/article/detail/22965336/taka.blog.jp/archives/16961248.html
アラサー エンジョイくらぶ 社会人で留学してみたら300円のカプセルトイを楽しんだ
http://okomerice.blog.jp/archives/15926333.html
ニッカンヤキウソクホウオリックス 奇跡の大逆転優勝!
http://blog.livedoor.jp/yakiusoku/archives/55085789.html

 2022年10月3日の朝刊に「福島 原発処理水 不十分な線量計で「安全」 東電実演 セシウム検知 高濃度だけ」という記事が出ていた。
 「放射性物質のトリチウムが検知できないうえに、セシウムについても高濃度でないと反応しない線量計を使い処理水の安全性を強調する宣伝を繰り返している」って、東電は国民を騙しているんじゃない!!!
https://www.chunichi.co.jp/article/556360

 2022年10月4日 12時15分配信の「長男・翔太郎氏を首相秘書官に任命した岸田文雄首相に「やりたい放題」呆れる声 背景に岸田内閣の政権末期と4代世襲準備のしたたかさ」という記事。
 内閣支持率の低下を全く気にしていないようだーー。
https://news.livedoor.com/article/detail/22965336/

 2022年10月4日 15時29分配信の「都内の30代男性 サル痘に感染…国内で6例目」という記事。
https://news.livedoor.com/article/detail/22966371/

 2022年10月4日 7時0分配信の「「AV新法」で“職業女優”が無視され、貧困女性が標的に!? AV監督に聞いた「出演強要」「業界への差別偏見」」という記事。
 締め付けを厳しくするとアングラ化してしまうというのは米禁酒法の時代から繰り返されている。社会のグレーゾーンの制度設計って難しいのだなあ。
https://news.livedoor.com/article/detail/22963601/

 2022年10月3日の「通風筒」。
 京都市北区の金閣寺(鹿苑寺)が3日から、通常は白い紙を使う御朱印を、特別に金色の紙にして参拝者に授与する。新型コロナウイルス流行の影響で参拝者が激減しており、回復を狙う。5,000枚限定で、なくなり次第終了する。この機会を逃すと、”金輪際”手に入らないかも?
 1枚700円で、別途参拝料(大人400円)も必要。派手になりすぎないよう、落ち着いた色味の金を選んだ。御朱印に記す文字は、通常は「舎利殿」と「石不動尊」の2種類だが、金の御朱印には、本尊にちなみ「聖観世音」と手書きでしたためた。
 担当者は「金色は珍しいと思う。参拝者回復の起爆剤にしたい」と語った。

 2022年10月3日の朝刊に「トラフグ水揚げ好調 舞阪漁港で初競り」という記事。多分、下関にも運ぶんだよな!
 全国有数の漁場として知られる遠州灘のトラフグ漁が2日解禁され、浜松市西区の舞阪漁港で初競りがあった。初日の水揚げ量は昨年の倍となり、好調なスタートを切った。
 2日は、浜名漁協所属の漁船16隻が日の出前の午前5時ごろに出港。天竜川河口から愛知県境までの沖で漁をした。
 昼前に漁港に戻った漁師は、丸々と太ったフグを大きさごとに分け、いけすに入れた。
 正午すぎに始まった初競りでは、仲買人が生きの良さや大きさなどを手際良く見定め、値を付けた。水揚げされたフグは計415kgで、1キロ当たりの平均値は2,982円、最高値は5,120円で取引された。
 浜名漁協の担当者は「量が増えた一方、小ぶりのものも多く、価格は抑えられた。今後に期待できる」と語った。
 トラフグ漁は来年2月まで。トラフグは冬の味覚を代表し、国内で流通する天然物の約3~4割が遠州灘で取れたものという。
(渡辺真由子)
https://www.chunichi.co.jp/article/556296

 今朝の朝食の「味噌汁」には、「ささげ」を追加しました!「ささげの味噌汁」は、「赤だし」の方が美味しいよな!!!

 今朝の通勤・・・。
 早朝なのに、車が連なっている・・・先頭に遅い車がいるんだろうな!!!後ろからもやってきてどんどん長くなっていく。信号のない交差点で対向車が右折できずに困っているよ。そのため、対向車線も車が連なってきている。
 「!*28」も遅い!
 バスの「回送」に出くわす。今まで、こんなことなかったぞ!!!しかも、ゆっくり走っていて、列がさらに長くなっていく。一旦停止から出ようとしている車が出られない!!!

 メモ帳を保存して終わらせようとしたら、「保存する」「保存しない」「キャンセル」と出た。
 「キャンセル」をクリックしたのに、内容がクリアしてせず終了してしまった!!!?・・・せっかく打ったのが消えちゃったよ・・・最低!!!

 仕事を終え、帰宅・・・。
 「!983」の車が遅いんです。チャンスに追い抜くことができた!「急いでも、信号に引っかかるんじゃないか」と思っているのかも知れませんが。アナタがちゃんと走っていてくれたら、この長い信号には、引っかからなかったんですよ!!!
 「796?」の車が40km/hの道を25km/hなんです~↓↓↓

 草取りをする。「セイタカアワダチソウ」は、一段落。でも、まだまだ他の草があります・・・↓

 汗をかいたので「とりあえずビール!」。涼しくなってきたから、もう「とりあえずビール!」は、無くなるかな・・・!?
 アテは「真ほっけ」。大根おろしがないので、タマネギスライスを添えました!
 多分、子どものころ食べていたのは、「真ほっけ」だと思うな!

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 デザートは、先日4個218円で買った「りんご」♪
apple サンつがる
 青森県差「サンつがる」

 ここで、2022年4月28日の「東海道五十三次 やじきたベ歩きガイド」の紹介♪
東海道おもてなしレシピ
*「三島宿」【三島暦】
*「沼津宿」【かつお節】
*「原宿」【ウナギのかば焼き】
*「吉原宿」【白酒】
*「蒲原宿」【栗粉餅】
 吉原宿と蒲原宿の間にある岩淵(現富士市)の名物だったのが「栗粉餅」。栗の粉をまぶした大福に刻んだ栗とあんこが入っている。大正期ごろに途絶えてしまったが、30年ほど前に当時の富士川町役場から依頼を受けた「ツル家製菓店」(富士市中之郷の店主山田伸幸さん(61)が復活させ、販売している。
*「由比宿」【サザエの壺焼き】
*「興津宿」【タイ】
*「江尻宿」【追分羊かん】
 静岡市清水区の和菓子店「追分羊かん」が創業したのは、犬公方こと徳川綱吉が将軍だった1695年だ。江尻宿~府中宿の街道の名物だった追分羊かんを同区出身の漫画家、故さくらももこさんも愛した。
 小豆に砂糖などを加えて蒸し上げ、竹皮で包み完成する。副社長の府川寿恵さん(69)は「お茶に合う味」と表す。お茶所の静岡県だからこそ、長年受け入れられてきたという。「300年超、この清水の土地で守り続けてきた。荒らしい事業も展開しつつ、伝統を守っていきたい」と語る。
 生まれ故郷が舞台の「ちびまる子ちゃん」の表紙などにも登場し、店では専用パッケージもある。ちみまる子cなんの中国語訳は「櫻桃小丸子」だが、宿場があった静岡市駿河区の丸子とは関係ない。
RMC映画第1作特別描き下ろし『ちびまる子ちゃん 大野君と杉山君』(集英社)
*「府中宿」【安倍川餅】
 府中宿、では安倍川餅を売る店が川沿いに並んでいたという。「あべ川もちの名物にて、両側の茶屋、いづれも綺麗に花やかなり」と東海道中膝栗毛にも登場する。1804年創業の石部屋では、つきたての餅にきな粉と白砂糖をまぶした昔ながらの味を楽しめる。
*「丸子宿(まりこ)」【とろろ汁】
 丸子宿のとろろ汁は東海道三大名物の1つで、松尾芭蕉の「梅若菜 まりこの宿の とろろ汁」の句でも知られる。歌川広重も描いた「東海道五拾三次之内 丸子名物茶屋」、東京都立図書館所蔵。東海道中膝栗毛にも登場し、弥次さん、喜多さんは茶屋に立ち寄るが、店主の夫婦けんかに巻き込まれ、食べ損ねてしまう。1596年に創業した静岡市駿河区の丁子屋は、今も観光客らでにぎわう。
*「岡部宿」【十団子】
 宇津ノ谷峠(静岡、藤枝市境)の茶屋では、10個の小さな断固を串刺しにしたり、数珠つなぎししたりした「十団子」が名物だった。峠には「地蔵が食人鬼を10個の粒に砕いて退治した」という伝説があり、この伝説にあやかって、十団子には厄よけや家内安全の願いが込められている。
 現在でも8月の縁日には、静岡市駿河区の慶龍寺で数珠つなぎの十団子がお守りとして売られ、藤枝市の坂下地蔵堂では串刺しの十団子が供え物にされる。
*「藤枝宿」【染飯】
 上青島村瀬戸町(現在の藤枝市上青島付近)の茶屋では、クチナシの実を使って黄色く色づけしたもち米を蒸し、干した染飯が名物として知られた。葛飾北斎の「東海道中五十三駅狂画 藤枝本町染飯」(藤枝市郷土博物館)。東海道中膝栗毛では、陶器で知られる瀬戸にかけて「やきものの 名にあふせとの 名物は さてこそ米も そめつけにして」との狂歌が詠まれている。
 「足腰の疲労回復に良い」と旅人らに親しまれた。乾燥させているため保存食としても重宝され、そのままかじったり、水にひがしてから食べたりしたという。
 JR藤枝駅近くの惣菜店「喜久屋(きく)」店主の村松繁明さん(46)は「昔のままでは堅くて食べづらい」と話す。店では、食べやすいよう干さずおにぎりにして販売している。
 戦後に創業した初代店主で祖父の優一さんが、町おこしと看板商品の開発を兼ねて地域住民から作り方を教わり、売り始めた。
 連日20、30セット売れているといい、村松さんは「郷土料理として定着している。身近なものとして販売を続けていきたい」と語る。竹の皮で包んだ染飯のおにぎりは前日までの予約が必要。
『材料』(おにぎり2、3個分)
・もち米・・・1合(150g)
・クチナシの実・・・4個
『作り方』
①もち米に水を8時間吸わせる
②乾燥したクチナシの実をつぶし、2時間かけて水に色を移す
③もち米をクチナシの汁に1、2分間ひたし、着色する
④蒸し器で25分間蒸し、全体に水を回しかけ、さらに15分間蒸す
⑤軽く混ぜて余分な水分を飛ばす
*「島田宿」【グミ】
*「金谷宿」【子育て飴、菜飯田楽】
 日坂宿と金谷宿の間、小夜の中山峠(掛川市)の名物は「子育て飴」。子育て飴を餅に付けた「飴の餅」が売られ、東海道中膝栗毛で弥次さん、喜多さんも口にした。滝沢馬琴が有名にした「夜泣き石」伝説にも登場する。
 麦芽糖の水飴で、甘すぎず素朴な味わいだ。現在、旧国道1号の小夜の中山トンネル東側にある「小泉屋」、峠に残る茶店「扇屋」で味わえる。
*「日坂宿」【ワラビ餅】
 日坂宿では「ワラビ餅が知られていた。ワラビの粉ではなく、掛川で有名な葛の粉が用いられたとする文献もある。
*「掛川宿」【葛布(くずふ)】
*「見付宿」【スッポン】
*「浜松宿」【長いも】
*「舞阪宿」
【ハマグリ】
 東海道各地の名物をまとめた1857年出版の「東海道名物合」で、舞阪はハマグリと記されている。
【お日待ち御膳】
 浜松市西区舞阪町の女性らでつくる「お日待ち御膳の会」は、江戸時代の接待料理の再現を目指している。舞阪で1801年に今切関所(新居関所)の役人らをもてなした料理で、記録が舞阪町史に残っている。
 市舞阪郷土資料館の荒熊元茂館長によると、スズキのお吸い物があり、かまぼこや酢みそであえたぬた、キノコの松露などが硯蓋(すずりぶた)や平碗に盛られた。ゆでたての卵の殻をむいて箸などで押さえ、固くなってから切って花の形にした「花卵」もあった。
 舞阪では、冠婚葬祭などのため地域では共同所有するお椀やお膳と使って、節句などの節目に近所の人や漁船の乗組員らが会食して結び付きを強める「お日待ち」が昭和30年代ごろまで盛んだった。
 この伝統を残そうと、お日待ち御膳の会は20年ほど前から、幕末のお椀を使い、アサリやカキなど地元食材の料理を楽しむ食事会を開く活動を続ける。漁の繁忙期などに大根の漬物や煮物などをのりで巻いて食べる「勝手巻き」の食文化も紹介。「勝手巻きは酢飯でなく、炊いたご飯を使う。簡単に食べられるのが特徴」(加藤かち子会長)という
「江戸時代の接待メニュー」
 ・お吸い物・・・スズキ、ウド
 ・池盛(いけもり)・・・炒り物、寒天、ぬた、のり、シイタケ
 ・平・・・シイタケ、タケノコ、かまぼこ、大フキ、長いも
 ・硯蓋・・・レンコン、花卵、千切りゴボウ、松露、長いも
 ・香物・・・たくあん
*「新居宿」
【ウナギのかば焼き】
 ウナギの養殖が始まる以前の江戸時代、新居宿はかば焼きで知られ、丸子のとろろ汁、桑名の焼きはまぐりとともに東海道の三大名物として好まれた。
 新居関所史料館近くにある紀伊国屋史料館(湖西市新居町)では、旅籠だった時に秘伝のかば焼きのたれを保存した瓶(かめ)が展示されている。江戸後期の大阪の豪商の旅日記など、かば焼きが評判だったことをうかがわせる史料もある。歌川広重の「東海道五十三図会 卅二 荒井 名ぶつ蒲焼」(浜松市美術館)。
 荒井では江戸と同じ背開きだったとの記録もある、現在は関東風、関西風の両方の店が入り交じる。
【あと引煎餅】
 新居関所のすぐ西にある和菓子店「あと引製菓」は、新居宿の旅籠「江戸屋」が前身。その銘菓「あと引煎餅」は小麦粉と砂糖、卵を練って焼いた素朴な味わいが特徴で、江戸時代には火鉢で焼いて大名をもてなしたと伝わる。
 後を引く味わいから「あと引」と名付けられた。しょうが、落花生、ゴマ、のりの4種類の味がある。飯田人司社長(69)は「今まで続いているのは、保存が利く昔ながらの菓子だからかも。歯が生えたばかりの子からお年寄りまで気に入ってくれる」と話す。
*「白須賀宿」【かしわ餅】
 端午の節句でおなじみのかしわ餅。湖西市の白須賀宿周辺が発祥で、豊臣秀吉が戦勝につながる縁起物として広めたとの説もある。
 伝承をまとめた市の資料などによると、秀吉や小田原攻めに向かう途中、猿ケ馬場(現在の湖西市境宿)の茶店に立ち寄り、ソテツの実のあんを餅でくるみ、木の葉で包んだ菓子を食べた。味を気に入り、戦いにも勝ったことから「勝和餅(かちわもち)」と名付けたとされる。
 白須賀の菓子店「和田屋」が勝和餅として売っていたが、7年ほど前に閉店。同市鷲津の「ひので軒」が勝和餅の名を引き継ぎ、同店や県境近くの道の駅「塩見坂」で売っている。
 ひので軒店主の河合博敏さん(64)によると、和田屋では市内のソテツの実をあんに使ったこともあった。ソテツあんの製法は教わっていないが「湖西市の和菓子店として、名前だけでも残していきたい」と話す。

本日のカウント
本日の歩数:3,633歩
(本日のしっかり歩行:0歩)
本日:54.2kg、15.3%
本日の餃消費量:0個
割り箸使用量0膳
COUNTER:279,672(57)

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