秋の郷土料理
今朝の朝刊のコラム欄より、引用。
木枯らしが吹き、立冬も過ぎたのに、きょうもまた穏やかな天気になった−そんな小春日和を思わせる日々が、本州各地で続いているようだ。この先待っているのは暖冬だろうか、厳冬か。気になるころにめぐってくる一茶忌は、きょう。旧暦の1827年11月19日が、小林一茶の命日である
▼恵まれない境遇の中、平明な言葉で多くの句を残した俳人は、小春日和の日々も詠んでいる。<けふもけふもけふも小春の雉子哉(きぎすかな)>。人の名前を思わせる「小春」のかれんな響きも、厳しさの前の平穏な日々を想像させようか
▼この冬は穏やかなままかと思えば、そうでもないらしい。報道によると、南米ペルー沖の海面水温が低くなり、世界的な異常気象の原因と指摘されるラニーニャ現象が、発生したとみられる。スペイン語で「幼子イエス」を表すエルニーニョとは反対の現象で、「女の子」がラニーニャの意味である
▼ラニーニャの冬は、わが国の気温も低くなる傾向があるという。日本海側の雪や西日本を中心とした寒さも見込まれるらしい。小春さんの後に訪れるのは冷たい「女の子」か
▼ラニーニャ現象は昨冬も起きている。北陸などの大雪が記憶に新しい。燃料の値上がりも気になるこの冬である。寒さも雪も極端ではないのがよさそうだ
▼<十日程(ほど)おいて一日小春哉>一茶。どんな顔をして真冬はやってくるだろうか。
https://www.chunichi.co.jp/article/368306?rct=syunju
昨日のテレビ「おぎやはぎの ハピキャン」は、「竹内流 湖畔キャンプ」。
https://happycamper.jp/tv_program
<小海公園>山梨県富士河口湖町
《西湖 湖畔キャンプ場》山梨・富士河口湖町
・オートキャンプ 大人1泊 1,500円~
※湖畔キャンプの楽しさ:
カヤックで朝陽を見ながらコーヒーを飲む。
*持参した大型リビングテントを張ろう
・リビングシェルロング Pro / snow peak:
大型リビングや2ルームテントとして使用可能。
大型テント→2泊以上の時にオススメ
「霜降り明星の あてみなげ」は、「レトロでカワイイ!ハトヤホテル 貸し切りロケ」。
http://www.satv.co.jp/0300program/0080ateminage/
《ハトヤホテル》伊東
1947年創業
・ハトヤ消防隊
*ハトヤクイズ第1問:「ハトヤホテル」の名前の由来は?
創業者はハトのマジックで財を成した手品師だったのでハトヤホテルと名付けられた。
ハトヤ旅館→ハトヤホテル
*<売店>
・ハトヤホテル マイクロバス チョロQ z-53a 日産シビリアン 2,200円
・伊東温泉 ハトヤサブレ(7枚入り) 918円
*ハトヤクイズ第2問:有名人が紹介し、人気が出たハトヤグッズは?
ハトヤコインケースは、元乃木坂46 西野七瀬さん愛用品。ツイッターで紹介され、大人気商品になった。440円
「起動戦士ガンダムSEED」。
http://www.gundam-seed.net/
G GENERATION
U UNSUBDUED
N NUCLEAR
D DRIVE
A ASSAULT
M MODULE
COMPLEX
先日の「お宝ちゃん」は、「家庭でもマネできる!名古屋のお宝おでん」。
https://tv-aichi.co.jp/otakarachan/archive/
*定番おでん
《串カツ 味噌おでん ぶっち》中区
☆おまかせ串(6本) 1,265円
☆どてロニ 825円
・半熟玉子 264円
沸騰したお湯に卵を入れて6分。すぐ氷水で冷やす。食べる直前に味噌ダレに入れて温め直す。
・大根 264円
面取りをしてタレで煮て、冷蔵庫で2日寝かせる。いりこを発酵させただしで再び煮て、味噌だれで煮る。
・ねぎ袋(巾着) 264円
ネギ:ミョウガ:ショウガ が2:1:1
・巾着
えのきは石づきを取って、2cmにカット。ベーコンは、短冊切りに。油揚げに詰める。爪楊枝で止める。
お好みの具材を詰めてもOK(キムチ、チーズなど)
《ヤマサちくわ》
・洋風おでん
・四川中華おでん
・鎌倉 スパイスカレーおでん
*新感覚おでん
《オデン・ワイン・日本酒 波へい》中区
洋風おでん
☆1番人気 みそたまご(トリュフ香る八丁味噌のポルチーニソース) 350円
☆大根ホワイト(白ごまとチーズの濃厚ソース) 500円
☆大根ピンク(ビーツのボロネーゼソース)
☆天使のエビ大根B
・大根ブラック 550円
牛バラ煮込みソース、サワークリーム
※カツオ、昆布だしに鶏だしをプラスすることで洋風に。
・赤タコウインナー 600円
洋風だしで赤ウインナーを炒め煮にする。ブラックペッパーとオリーブオイルをかける。
・大根やきカレー 660円 ※新メニュー
温めた大根おでんに、カレー(レトルトカレーや作り置きでもOK)をのせる。パルメザンチーズ(とろけるチーズでもOK)をのせる。チーズに焼き目が付くまでオーブンで焼き、卵黄を乗せる。
《小田原おでん本店》露木 一郎
※小田原おでん:
小田原市内の各かまぼこ店が作ったおでん種がひとつのおでん鍋に入っている。
☆白はんぺん
☆キンメダイのなると
☆焼きサンマのつみれ
梅みそ、ワサビしょうゆ、からしをつけて
▲大垣市 進化する日本一の枡
<枡工房 ますや>
材料のヒノキは抗菌や消臭効果があると言われている
☆ジョッキます
☆アスプレッソ ドリップパック:
枡の香りに合うブレンドコーヒーを名古屋の喫茶店ニューポピーと共同開発
☆枡イヤリング
☆オトモシマス(携帯用の枡)
☆マスト:
土台部分に水を入れると、カンナくすでできた帆が水を吸い上げ加湿する。
▲買取王国の新サービス 不用品で社会貢献
・モノドネ:
不用品の査定金額の金額を選んだ団体に寄付できる新しい仕組み!
寄付すると領収書が発行され、年度末に税制上の優遇措置が受けられる!
▲創業90周年のシマダヤ
・太鼓判 うどん・和そば・中華そば
創業者(牧清雄)の先端地(現在の名古屋市天白区島田)が由来
▲掛川花鳥園
▲トゥ・ラ・ジョア特製ステーキセット 2万6,784円
▲富士フィルム PHOTO IS 想いをつなぐ、あなたが主役の写真展2021
「うなぎ屋 かわすい 川口水産」より、楽天メール。「和歌山」の「ホルモン屋さん」って、どこだろう??「ダ ホルモン」なのか???
先日、和歌山市にある老舗のホルモン屋さんに行ってきました!ちょっと取っつきにくい親父さんがやっている和歌山ではちょっと有名なお店です。
ホルモンの中身がミックスか辛さが選べるだけで基本的にメニューはこれだけなのですが、とにかく旨い!また、これを食べた後の残ったダシとホルモンの脂で作るチャーハンと焼きそばも絶品です(^^)/
https://www.rakuten.ne.jp/gold/kawasui/?scid=rm_206971
「おせち料理専門 板前魂」より、楽天メール。「2022年度 おせち料理」。
https://item.rakuten.co.jp/2-itamae/hisyou/?scid=me_ich_pcn_301_20211118_6756953_001
「あゆの店 きむら」より、楽天メール。「あゆの塩焼き」「国産 炭火焼き うなぎ蒲焼き」の案内♪
https://item.rakuten.co.jp/ayukimura/c/0000000219/?scid=me_ich_pcn_301_20211118_6756955_001
「水郷のとりやさん」より、楽天メール。「映画のワンシーンのようおな素敵なクリスマスをご家庭で」。
https://www.rakuten.ne.jp/gold/suigodori/xmas-top.htm?scid=rm_197493
「アートの定理」京都への移住を決めた理由
http://theory-of-art.blog.jp/archives/36338247.html
「ばん太郎の酔いどれ日誌」「絶景を愛でながら」炭焼きと酒
http://bantaro1.livedoor.blog/archives/11924829.html
「ドイツでの生活 季節の風景」街路樹が色づくドイツの町並み
http://yonahamakokaya.livedoor.blog/archives/12130452.html
「ブッチャケ(ぶっ鮭)日記」朝一で干し柿用の渋柿もぎ
http://blog.livedoor.jp/salmon2005/archives/52208116.html
「ライフハックちゃんねる 弐式」オリーブオイルを買ったはいいが
http://lifehack2ch.livedoor.biz/archives/51759311.html
昨日の朝刊の「北村 森の モノめぐり」は、「# コロナ収束後の危機」。
観光業 地方の連携推進を
コロナ禍が各業界に及ぼす悪影響は、一体いつごろが最大なのか。ある地方の観光協会の専務理事が語った言葉が、とても印象に残っています。「全国各地の宿や飲食店にとって、真の危機は去年でも今年でもない」。いや、この2年間こそ大変だったのでは、と私などは思いますが、そうではないという、ならば、いつ?
「この先、コロナ禍が収束した時こそ、地方の観光業界は真の危機、最大の危機に見舞われる」と専務理事は言います。どういうことか。人々が今よりさらに自由に動けるようになれば、人気の観光地にどうしても目が向きますし、海外に出かける消費者も増えます。しかも・・・「政府や自治体による割引施策は当然なくなる。つまり、宿や飲食店の料金は上がったように感じられるはず」。そのことでますます、地方の観光業界はそっぽを向かれる恐れがある、というのですね。だからこそ、今この段階から、「3年先」「5年先」を意識して、地域の本当の魅力を掘り起こす作業を必死で始めないと、もう間に合わない、と専務理事は力説していました。
私は先日、富山県の黒部宇奈月温泉駅でのイベントでトークセッションに登場しました。テーマは「北陸の酒と肴」。北陸新幹線が2024年春に福井県まで延伸するのを見越して、富山と福井の両県の酒や食を集めた物産イベントが催されたのでした。
コロナ禍で起きた現象の1つは、「地域が大都市圏にアピールする」だけでなく「近隣の地方と地方が結びつく」だったのではないか、と私は感じています。人の流れも、商品の流れも・・・。新幹線が延伸すれば、まさにその動きは加速する。その意味でも地方同士の連携は大事です。それはきっと「3年先」のためになります。
(商品ジャーナリスト)
2021年11月19日 13時23分配信の「NHK紅白出場者発表 選考基準は例年通り「今年の活躍」「世論の支持」「番組の企画・演出」」というニュース。「KAT-TUN」って、初出場なんですかぁ~???
スポニチアネックス
NHKは19日、大みそかの「第72回NHK紅白歌合戦」(後7・30~同11・45)の出場歌手を発表した。
この日発表された出演歌手は紅組22組、白組21組、企画企画1組の計44組。デビュー15周年のジャニーズ事務所の3人組「KAT―TUN」らが初出場を決めた。昨年出場を辞退したジャニーズ事務所の9人組「Snow Man」、歌手で女優の上白石萌音(23)、男性4人組バンド「DISH//」、人気の女性6人組アイドル「BiSH」、ロックユニット「Awesome(オーサム)City Club」ら10組が初出場を決めた。
選考基準について、同局は例年通り「1.今年の活躍」「2.世論の支持」「3.番組の企画・演出」の3つを中心に選考。「デ ータを参考資料として検討のうえ、総合的に判断いたしました」としている。
今年の活躍については「CD・DVD・Blu-rayの売り上げ」「インターネットでのダウンロード・ストリーミング・ミュージッ クビデオ再生回数・SNS等についての調査」「有線・カラオケのリクエスト等についての調査」「ライブやコンサートの実績」の4つを挙げた。
世論の支持については「紅白に出場してほしい歌手男女各3組」という「7歳以上の全国3553人を対象にNHKが行った「ランダムデジットダイヤリング」方式による世論調査の結果」、また「紅白に出場してほしい歌手男女各3組以上10組まで」という7歳以上の全国8000人を対象にNHKが行ったウェブアンケート調査の結果で判断したという。
出場歌手は以下の通り。
【紅組】
AI(4)
あいみょん(3)
石川さゆり(44)
Awesome City Club(初)
上白石萌音(初)
坂本冬美(33)
櫻坂46(2)
天童よしみ(27)
東京事変(2)
NiziU(2)
乃木坂46(7)
Perfume(13)
BiSH(初)
日向坂46(3)
松田聖子(25)
MISIA(6)
水森かおり(19)
milet(2)
millennium parade×Belle(中村佳穂)(初)
薬師丸ひろ子(2)
YOASOBI(2)
LiSA(3)
【白組】
KAT―TUN(初)
関ジャニ∞(10)
King&Prince(4)
郷ひろみ(34)
GENERATIONS(3)
純烈(4)
鈴木雅之(4)
SixTONES(2)
Snow Man(初)
DISH//(初)
BUMP OF CHICKEN(2)
氷川きよし(21)
平井大(初)
福山雅治(14)
星野源(7)
布袋寅泰(初)
まふまふ(初)
三山ひろし(7)
宮本浩次(2)
山内惠介(7)
ゆず(12)
【特別企画】
松平健(2)
※( )は出場回数
https://news.livedoor.com/article/detail/21219210/
「明治ブルガリアヨーグルト」が、「夢と魔法のキャンペーン」を始めたね!
https://www.meijibulgariayogurt.com/special/campaign/dream2021/
今日の仕事・・・。
泣けば何とかしてくれると思っているの???・・・幼児か!!!自分のやったことに責任を持ちなさい!!!
夕方は、「さばみそ煮」で一杯♪ニンジン、玉ネギ、コンニャクを入れました。
http://fmv2006.cocolog-tnc.com/fmv/2019/01/post-361f.html
http://fmv2006.cocolog-tnc.com/fmv/2019/01/11-3-15d9.html
鯖は、先日半額の227円で買った「福岡県産 真さば(平さば)二枚卸し・加熱用」。
「群馬のあく抜きこんにゃく」を入れましょう。
beisia
270g
100g当たり6kcal
あく抜き済みなので、サッと水洗いして、お好みのサイズにカットして、湯がかずにそのまま調理してください。
・煮物やおでんに
・田楽や炒め物に
製造者 株式会社ヨコオデイリーフーズ
群馬県甘楽郡甘楽町小幡204-1
TEL 0274-70-4002
デザートは、「お汁粉」♪
冷凍していたお餅を自然解凍し、トースターで焼いて、小豆の中に入れました!
「キュウリのぬか漬け」を添えました。
ここで、2021年10月17日のオマケの新聞より、「秋の郷土料理」の紹介♪♪♪
実りの秋には地域に古くから伝わる祝祭の風習と結び付いた郷土料理が多く生まれました。また、色、味、香りに日本の食文化の豊かさを感じさせるものが多いのも特徴です。地域に今も伝わり、伝統的な秋の風情を漂わせる逸品を紹介します。
雪の季節を迎える知恵料理
昔は、山ひとつ、川ひとつ越えると暮らしぶりが大きく変わる場合が少なくありませんでした。
当然、食生活も違ってきます。土地によって食材が変化する場合が多いためで、料理や加工法もまた変わります。昔から「土地が変われば味変わる」とはよくいったものです。
どこの村や町でも特に重視したのが、季節ごとに食べるもの。日本は春夏秋冬の四季が明確で、季節の変わり目には体調を壊すことが多いため、特別の料理を作って健康を守る習慣が生まれました。
それが土地ごと、季節ごとに伝えられてきた郷土料理。インフルエンザなどが流行しやすい、寒くて空気が乾燥する冬を前にした秋の郷土料理には、病気を防ぐ力を強化する成分が多くて、保湿効果の高い料理が作られてきました。
津軽地方の「すしこ」はまさにユニーク。蒸したもち米にキュウリなどの古漬けを漬け込んが発酵食品で、めしと野菜のヨーグルトといってもよいでしょう。乳酸菌が多く、病気を防ぐ力の強化に役立ち、風邪の予防などに効果をあげてきたのではないでしょうか。
宮城県の「サンマのすり身汁」は体が芯からポカポカするうえにタンパク質もたっぷり。冬を乗り切る栄養汁として強い味方です。愛知県の「鬼まんじゅう」は角切りのサツマイモを甘味がついた小麦粉の生地に混ぜ、まんじゅう形にして蒸したもの。ビタミンCとカロテンが多く、やはり冬に負けない健康づくりに欠かせません。甲賀市の「くるみごぼう」も秋の郷土料理の傑作。すりつぶした枝豆あんとゴボウをあえたもので、これを食べると1年間は健康に過ごせると伝えられているそうです。ゴボウの食物繊維と枝豆のビタミンEが若返り効果をかなえてくれるのです。
和歌山県には「ウツボ料理」があり、これが脂がのってきわめて美味。歯の鋭い気性の荒い魚ですが、冬を迎える前にたっぷり栄養をつけるための郷土料理です。千葉県の「ゆで落花生」は秋の収穫直後の落花生をゆで上げたもの。やわらかく、美味で、秋だけのぜいたくな逸品。ビタミンEとビタミンB1、食物繊維がたっぷりです。体にパワーがみなぎり、免疫力も上がりそうです。
このように挙げてみますと、実に個性的かつ魅力にあふれ、ついつい食べ過ぎてしまいそう。それでいいんです。そのぐらい食べていれば、もう安心。寒さや風邪に負けない健康力もしっかりついているに違いありません。インフルエンザなどの疫病神も悲鳴を上げて逃げ出すはずです。
*永山 久夫(食文化史研究家)
▲漬物
・すしこ「青森県津軽地方」
蒸したもち米に赤シソやキャベツ、キュウリの古漬けなどを合わせて乳酸発酵させた料理。「ごはんの漬物」ともいえる全国的にも珍しい一品だ。津軽地方は江戸時代、大規模に開墾された米どころで、家庭にある一斗樽(だる)に漬け込んでごはんのおかずにした。稲刈りの時期などに食べられ、鮮やかな濃いピンク色が印象的。発酵具合によってサラダのようにさっぱりした感じからドロドロした状態までえ変化する。
・あかど漬け「熊本県」
阿蘇地方に伝わるサトイモの茎を使った伝統的な漬物。サトイモの一種である「あかどいも」は茎が鮮やかな赤色で、古くから漬物にされてきた。ショウガじょうゆをかけて食べる。その色や食べ方から地元では「阿蘇の馬刺し」とも呼ばれる。
▲炊きこみごはん
・あめのいおご飯「滋賀県」
「あめのいお(雨の魚)」とは雨が降り、増水した時、産卵のため河川にのぼってきたビワマスを指す。琵琶湖の固有種であるビワマスは近年、刺し身が注目されているが、この料理は脂が落ちたビワマスをおいしく食べるために工夫された炊き込みごはんだ。平成10年に「滋賀の食文化財」に選ばれた。
・からいもごはん「鹿児島県」
中国などから伝わったとされ、「唐芋(からいも)」とも呼ばれるサツマイモ。江戸時代から飢饉に備えて各地で栽培されたが、中でも生産量が多かったのが現在の鹿児島県。やせた土壌が多いうえ、地中で成長するため、台風の被害も受けにくいのが大産地になった理由。炊き込みごはんにする際は塩を少し入れるとサツマイモの甘味がひきたつ。
▲菊を味わう食文化
日本海側の山形県、新潟県には古くから食用菊を使った料理が多い。菊には刺し身のつまにする「つま菊」とおひたしなどにする「食用菊」があるが、両県では古くから食用菊が食べられてきた。苦味が強いつま菊とは異なり、品のある香りと甘味、シャキシャキとした食感がある。
山形大学農学部の江頭宏昌教授は「中国から不老不死の薬として入った菊は江戸時代、山形、新潟などで庶民の間で食べられるようになった。最も甘味が増す10月下旬にはおひたしが頻繁に食卓を飾る」と話す。
※美しい紫色の「かきのもと:をゆでたもの。
・食用菊のおひたし「山形県」
山形県には黄色い菊のほか、香りと味の良さで「食用菊の横綱」と呼ばれる「もってのほか」という淡い紫色の品種もある。正式な名称は「延命楽」だが、「天皇家の家紋を食べるのはもってのほか」「もってのほかおいしい」ということから「もってのほか」という名前がついたという説も・おひたしのほか、酢の物、天ぷらなどにして食べる
・かきあえなます「新潟県」
新潟は山形県などと同じく、菊の花を食べる食文化がある。古くから農家の庭先などでも栽培されたきた。地域の特産品である「かきのもと」という食用菊を使ったなますで、レンコンやしらたき、干しシイタケ、キュウリなどを彩りよく混ぜゴマとクルミ酢であえる
▲スイーツ
・半ごろし「長野県」
物騒な名前の料理だが、「半ごろし」は地元の方言でもち米を半つぶしになるぐらいまでついた状態のことを指す。農産物の収穫で忙しい秋や冠婚葬祭の時に手間のかからない料理として生まれた。小豆あんやきなこのほか、えごま、くるみをまぶしたものもある。なお、もち米をさらによくついたものは「みなごろし」と呼ぶ
・鬼まんじゅう「愛知県」
戦中、戦後の食糧難の時代に比較的手に入りやすかったサツマイモと小麦粉を使って作られた。角切りんしたサツマイモの角が鬼のツノや金棒を思わせたことが名前の由来といわれる。1cm角に切ったサツマイモを小麦粉、砂糖を混ぜた生地の中に入れ、蒸し上げて食べる。
▲サンマ
・さんまずし「和歌山県南部」
ここ数年、記録的なサンマの不漁が続くが、以前は10月下旬から冬にかけて和歌山県沖にはサンマが姿を現す時期だった。脂が程良く抜け、身が引き締まった熊野灘(なだ)のサンマはすしに適しているため、地元では米飯や魚の保存食として秋祭りなどに振る舞われた。塩漬けにしたサンマにユズのしぼり酢が合い、食欲をそそる。
・サンマのすり身汁「宮城県」
世界三大漁場のひとつに数えられる宮城県沖でとれるサンマを使った汁もの。地元では鮮度のいいものは刺し身として重宝されるが、鮮魚店では汁用にすり身も販売されてきた。大根や白菜などを入れて秋の香りを楽しむ
・さんまめし「山梨県中北地域」
海のない山梨県でも新米の収穫が無事に終わったころの祝いの日のごちそうとして食べられてきた。一説によると稲刈りが終わったころに行われる「えびす講祭り」で業者が新潟から売りに来た塩サンマを使って炊き込んだサンマめしが生まれたという。「特選やまなしの食」にも選ばれている
▲地域によって味付けや具材が異なる山形の 芋煮
直径6mもの大鍋を使い、ダイナミックに調理する山形の秋の風物詩「日本一の芋煮会フェスティバル」。新型コロナ禍の影響で今年も中止となったが、芋煮の食文化の発祥は江戸時代にさかのぼる。
・元祖は棒ダラを使った芋煮「山形県・中山町」
江戸時代、最上川上流の中山町は京都や大阪から荷物が届く舟運の最終地。当時は荷物が届く正確な時間も分からなかったため、船頭たちは退屈しのぎを兼ねて京都から届いた棒ダラと地元で収穫された里芋を鍋に入れて河原で煮て食べていた。それが芋煮の始まりとされる。
・内陸部では牛肉、庄内地方は豚肉
一般的に芋煮に使う基本的な食材はサトイモ、長ネギ、こんにゃく、肉は牛肉というイメージがあるが、地域や家庭によって味付けや具材も大きく違う。日本海側の庄内地方では養豚が盛んだったため、牛肉の代わりに豚肉を使い、味付けもみそ仕立てが多いという。
▲その他
・つけけんちん「茨城県」
茨城は江戸時代からそばの名産地として知られる。また、根菜類もよく取られたことから江戸時代後期には「けんちん汁」にそばをつけて食べる「つけけんちん」の風習があったという。水戸藩から広がり、農作物の収穫が済む晩秋になると祭りのごちそうにもなった。
・遠山かぶの粕汁「山形県」
米沢市を発祥とする伝統野菜「遠山かぶ」は上杉家が米沢にやってきた時に持参した野菜。1800年ごろに上杉鷹山が地元の産業を盛り上げるための策のひとつとしてお触れを出し、本格的な栽培が始まったという。カブと打ちつぶした豆をみそ仕立てにし、仕上げに酒粕を加えていただく。
・ゆで落花生「千葉県」
八街(やちまた)市、富里市など北総台地を中心に多くの産地がある千葉県。昔から取れたてを使ったゆで落花生が食べられている。落花生は収穫直後からすぐに硬くなり始め、味も落ちていくため、すぐにゆでないとおいしくならない。
・くるみごぼう「滋賀県甲賀市」
室町時代以前から滋賀県甲賀(こうか)市信楽町に伝わる郷土料理。同町上朝宮の山所神社で行われる秋祭りの際に「サバずし」とともに供えられる。すりつぶした枝豆でつくったあんとごぼうをあえた素朴な料理で、砂糖と塩で味付けしていただく。くるみごぼうを食べると1年間健康に過ごせるといわれる。
・ウツボ料理「和歌山県」
鋭い歯にどう猛な姿、激しい気性で知られ、「海のギャング」と呼ばれるウツボ。食用にする地域は限られているが、秋から冬にかけての和歌山県南部地域では古くからつくだ煮、鍋、たたき、揚げ物と幅広い用途で調理される。
・じょじょきり「愛知県」
渥美半島を中心にした地域に明治時代から伝わる料理。うどん状のめんを砂糖で甘くした汁で煮て食べる。細いめんが地元で「じょじょ」と呼ぶドジョウに似ていることからその名がついた。「伊良湖汁粉」とも呼ばれ、稲刈りの時期に農作業の合間のおやつ代わりとして食べられた。
本日のカウント
本日の歩数:4,336歩
(本日のしっかり歩行:0歩)
本日:53.2kg、15.6
本日の餃消費量:0個
割り箸使用量:0膳
COUNTER:257,091(72)
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