冬の郷土料理
昨日のテレビ「昼めし旅」は、「千葉県 市原市」。12/2の放送分。
https://www.tv-tokyo.co.jp/official/hirumeshi/
<泉水さん>
*姉崎だいこん:
姉崎地区の農家で栽培された大根
・おでん
大根を米のとぎ汁で下茹でをする。
・大根の挟み焼き
①大根の皮を剥き、薄く切る。お皿に並べて水をはり、電子レンジ500Wで4分半加熱する。
②鶏ひき肉にネギとシソのみじん切りを加え、酒、塩コショウ、片栗粉を入れて混ぜる。
③大根の両面に片栗粉をつけ、鶏ミンチを挟む。オリーブオイルをひいたフライパンで焼く。酒を加えて蓋をして、5分蒸し焼きにする。
④タレ(醤油、砂糖、酒、みりん)を絡める。
・菜っ葉飯
①ベーコン、ゆがいた大根の葉を刻み、油をひかずフライパンで炒める。
②バターを入れる。塩コショウを加える。出汁つゆを加えてご飯に混ぜる。
《株式会社 守屋》創業昭和11年、守屋さん
※千葉船橋産の海苔
☆はば海苔(3枚) 3,272円
☆青のり(15g) 950円
・海苔の天ぷら
①焼き海苔にハムとチーズをのせて巻く。端に水を塗り、くっつける。
②衣をつけ、油で揚げる。
・バラ干し海苔のかき揚げ
①バラ干し海苔を衣に混ぜる。油で揚げる。
・だし巻き卵
①卵に、ぶっかけ海苔めし(焼き海苔、あおさ、鰹節など)を巻いて焼く。
・ピーナッツご飯
①甘く煮たピーナッツを入れてご飯を炊く。
②ぶっかけ海苔めしをかける。
「西村キャンプ場」は、「三次でキャンプ大使編 #3」。
https://www.tss-tv.co.jp/nishimuracamp/pastoa/
<鵜協働飼育場>日坂さん
※三次(みよし)の鵜飼:
450年の歴史と伝統。例年6/1~9/10まで開催。
《加島ファーム》
・霧里ポーク 背ロース
・霧里ポーク 豚バラ
<江の川カヌー公園 さくぎ>福間さん
【チャーシュー】
①豚バラブロックを巻き、タコ糸で縛って結ぶ。
②ゴマ油とニンニクでネギを炒める。肉を全面焼く。
③醤油、酒、水、三温糖、ハチミツを入れ、弱火でコトコト煮る。
④ゆで卵を入れる。
【三次豚丼】
①醤油、麺つゆ、酒、みりん、味噌、砂糖、しょうが、ニンニクを混ぜる。
②フライパンでロース肉を焼く。①のタレを加えて照りが出るまで焼く。
③ご飯の上に乗せる。ネギ、卵黄、甘辛唐辛子をのせる。
<高谷山展望台>
雲海
「いきつけ!しずおかごはん」は、#087「森町_日替り海鮮丼定食」。
https://www.youtube.com/playlist?app=desktop&list=PLWlQMhs0VPOSgk3TmC10LC_Pi9YU7xXku
《四季彩食 榊ばら》
森町1671-1
TEL 0538-74-5198
・日替り海鮮丼定食 1,320円
マグロ、ホタテ、タコ、イカ、〆鯖、近海物など10種類以上揃う
紫芋の茶巾絞り
「かにぱんお姉さんの!秘密のキッチン」は、「作って楽しいデコチョコバット」。
https://twitter.com/hashtag/%E3%81%8B%E3%81%AB%E3%81%B1%E3%82%93%E3%81%8A%E5%A7%89%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AE%E7%A7%98%E5%AF%86%E3%81%AE%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%B3
チョコバット、トッピング材、チョコペン、ミニ源氏パイ、かにビスなど
チョコバットにチョコペンやアザラシなどでデコレーションをする。
「関ジャニ∞クロニクルF」は、「丑年だから、牛焼肉でバラエティする」。
https://www.fujitv.co.jp/kanjani8-chroniclef/
《炭火焼肉 本とさや》浅草
*牛焼肉 正しい焼き方
・牛タン
①網にレモンを塗る。
②両面をじっくり焼く。
③回転させながら焼く。(場所によって火の強さが違う。)ふつふつ泡は、中に肉汁が溜まっているサイン。
④こんがり焼ければ食べ頃。
・牛ロース
①焼き場所は網の中心
②持ち上げながら焼く。焼きグセをつける事でひっついて破れるのを防ぐ。
③焼き色がついたら返す。
④裏面は5秒程度
・ハラミ よく焼きがおいしい
①焼き場所は網の端。中まで火を通すために温度の低い網の端でじっくり焼く。
②トングで押しながら焼く。繊維がほぐれ、柔らかさが増す。
③側面の色が変われば返す。
④飴色になれば食べ頃。
※カルビ 牛の部位にカルビは存在せず、店によって部位が違う
・特上カルビ(リブロース芯)
①焼き場所は網の端。厚みのある肉は火力の弱い端でじっくり焼く。
②火が上がってきたら返す。
③肉の側面も焼く。
④ぷっくら膨らめば食べ頃。膨らみは熱が入って旨味が凝縮されている証拠。
・骨付きカルビ(三角バラ)
①高温の網の中心で焼く。落ちる脂を少なくするために、高温で一気に焼き上げる。脂が多く焦げやすいので、火が上がるたびに返す。
②たまにお皿にとり、肉を休ませる。
③肉を空中で炙る(空中散歩)。
④赤みが消えれば食べ頃
*Love Me Do 2021年やる事なす事すべて上手くいく人
・第12位 いて座 始めた方がいい事:三国志を読む、ラッキー部位:ハツ
・第11位 さそり座 リブロース芯
・第10位 ふたご座 ザブトン
・第9位 やぎ座 レバー
・第8位 しし座 ロース
・第7位 かに座 カルビ
・第6位 おとめ座 始めた方がいい事:登山、ラッキー部位:ヒレ
・第5位 おうし座 始めた方がいい事:ダイエット、ラッキー部位:シマチョウ
・第4位 おひつじ座 イチボ
・第3位 てんびん座 サーロイン
・第2位 うお座 センマイ
・第1位 みずがめ座 始めた方がいい事:短歌・俳句、ラッキー部位:ハツ
「プロの家は凄いはず!」。「無水サバ缶鍋」と「とん平焼き丼」は、やってみたいな!!!
https://www.tv-tokyo.co.jp/broad_tvtokyo/program/detail/202101/26248_202101182200.html
*収納プロの家 収納王子 コジマジック
*家電プロの家 藤山 哲人
植木鉢を湿らせて、パンと一緒にトースターに入れると、しっとり効果が得られる。
*時短料理のプロの家 リュウジ
『悪魔レシピ』
【チーズ牛丼】
①玉ねぎを切る。
②玉ねぎ、チーズを容器に入れる。
③レンジで温める。
④ご飯の上に盛り付ける
『バズレシピ』
・多機能トング 110円(税込)
・ロング軽量スプーン oicia
・プレミアムシリーズ ゼスターグレーター(おろし器) 3300円(税込)
【あぶらそば】
『材料』(1人分)
焼きそば麺 1袋、卵 1つ、ネギ 適量、焼肉のタレ 大さじ1、醤油・ごま油 各大さじ1、酢 大さじ1/2、うま味調味料 少々、ラー油(お好み)
①焼きそば麺をプラスチック容器に入れる。
②焼肉のたれ、醤油、ごま油、酢、うま味調味料を入れる。
③レンジで温める。
④レンジから麺を取り出したら混ぜて、お皿へ盛る。
⑤卵黄をのせ、ネギをかける。
【無水サバ缶鍋】
『材料』(1人分)
白菜 1/4、サバ缶 1つ、ネギ 適量、ごま 適量、酒 大さじ4、ごま油 大さじ
①白菜を切る。
②白菜とサバ缶を鍋に入れる。
③酒とごま油で味付け。
④15分煮込む。
⑤ネギとゴマを入れる。
【とん平焼き丼】
『材料』(1人分)
キャベツ 1/8、豚細切れ 100g、パックご飯 1つ、卵 1つ、マヨネーズ 適量、鰹節 適量、青のり 適量、紅生姜 少々、薄力粉 小さじ2、塩胡椒 2~3振り、サラダ油 小さじ1と1/2
<タレ>
ケチャップ 大さじ1、中濃ソース 大さじ1、白だし 少々、砂糖 少々
①キャベツをカット。
②ケチャップ、ソース、白だし、砂糖を混ぜタレを作る。
③豚肉に塩胡椒、薄力粉をまぶす。
④パックご飯をレンジでチン。
⑤豚肉とキャベツを炒める。
⑥フライパンで卵にさっと火を通し、⑤とご飯の上に乗せる。
⑦②のソースとマヨネーズをかける。
⑧鰹節、青のり、紅生姜を添える。
「楽天」より、メール。「冬グルメ」♪
https://event.rakuten.co.jp/food/season/winter/
同じく「バレンタイン特集2021」♪
https://event.rakuten.co.jp/valentine/
「「冬のコタツあるある」「眠りながらムニャムニャする猫」など…公式Instagram人気ランキングTOP5【2020年12月】」
https://livedoorblogstyle.jp/archives/8868018.html
1/19(火) 14:33配信の「【新型コロナ】静岡県が独自の「感染拡大緊急警報」 渡航歴ない3人の変異種感染で川勝知事「県境越える移動自粛を」」というニュース。「英国の変異ウイルス」は、もう、市中に菌が散らばっているのか???全国で調べたら、もっと発見されるかの!?
静岡朝日テレビ
イギリス由来の新型コロナ変異種の感染者3人が確認されたことから、静岡県の川勝平太知事は19日午後、会見を開き、独自の「感染拡大緊急警報」を発表し、感染防止の徹底を呼びかけました。
県境を越える移動の自粛や不要不急の外出を控えることなどを県民に求めています。特に会食の回避が不十分だとして、徹底を呼び掛けています。
イギリス由来の変異種は、これまでの新型コロナよりも感染力が強いことが報告されており、静岡県は感染が爆発的に増加すると、短期間で医療崩壊に至る恐れもある、として危機感を強めています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cda6969bb67a1405525b91eff18cd194836e7fd9
1/19(火) 6:19配信の「鼻出しマスクは感染するし、感染させる「鼻から飛沫が」」のニュース。
「大学入学共通テスト」でマスクを鼻出しして試験が無効になった人がいた。でも、鼻を出していけないのなら、「マスクを着けず、マウスシールドだけを着けている政治家やテレビ出演者」もいるじゃない。それは、どうなの???まあ、年齢から考えると、真剣に大学に入学しよう考えているんじゃなくて、試験を受けるという実績を試した人のように感じられた。
朝日新聞デジタル
大学入学共通テストの会場で、監督者の注意に従わず鼻を出したままマスクを着け続けた受験生の成績が無効になった。またネット上では、ウレタン製のマスクが悪者扱いされる話題も広がっている。「鼻出しマスク」や「ウレタンマスク」の感染予防効果をどう考えればいいのか。
大学入試センターのウェブサイトでは、「試験場内では、必ずマスクを着用しなければいけませんか」という問いに対し、「昼食時を除き、常にマスクを正しく着用してください」とある。感覚過敏などによりマスクの着用が難しい場合は、医師の診断書を提出し、別室で受験する必要があるとしている。
マスクの効果に詳しい聖路加国際大学の大西一成准教授(環境疫学)は「呼吸やくしゃみの際は、鼻からも飛沫(ひまつ)が出る。もし感染者が鼻を出してマスクしていた場合、周囲に感染させるリスクがある」と指摘する。
また、感染力をもったウイルス飛沫が漂っている環境で鼻で呼吸すると「自分が感染してしまう危険性がある」という。
ただ、今回の件は「鼻を出した状態でマスクをすることにリスクがあるか、ないかというよりも、試験監督の注意に従わなかったということが大きい」と話す。
一方で、マスクを着けず、マウスシールドだけを着けている政治家やテレビ出演者もいる。「マスクで鼻を出していたこと自体を責めるならば、こうした状況について大人はどう答えるのか」と疑問を投げかける。
https://news.yahoo.co.jp/articles/47fe9d788641a89bb71ea4e9c9cfbfb355e968d1
2021年1月19日 14時12分の「「一生後悔します」スキー場がSNSで警告 コース外の滑走が絶えず」というニュース。
良質なゲレンデが自慢の信州のスキー場には、長野県内外から多くの人が訪れる。マナーを守ってスキーやスノーボードを楽しむ人がいる一方で、スキー場のコース外を滑走するマナー違反行為によって、遭難したり負傷したりする人が後を絶たず、頭を抱えるスキー場も。県警は「決められたルールを順守してほしい」と注意を呼び掛けている。
(坂根真理)
<どんなにロープと規制テープを張っても悪質でマナーのない人が絶えません 自己責任で入りましたの言葉を軽く考えてはいけません 仲間の命を軽く考えないでください。一生後悔する事になります。連日の大雪で雪が緩んで雪崩の危険性が多い時の悪質でマナーのよくない方には厳しくさせていただきました。命を大切にして欲しいからです>
豪雪地帯の栄村にある「さかえ倶楽部スキー場」は、公式インスタグラムでこう訴えている。同スキー場によると、立ち入り禁止の規制テープをくぐってコース外を滑走し、木の枝が太ももに刺さるけがをしたり、スキー場内に戻れなくなったりした人を救助するケースが年に数件程度発生しているという。
過去には、圧雪されていないコース外を滑走した人が雪崩を発生させ、スキー場の初心者コースに大量の雪が流れ込んだことも。スキー場のパトロール隊長、山田英樹さん(48)は「もしも子どもがいたら雪崩に巻き込まれて危ないところだった」と警鐘を鳴らす。
「このくらいなら平気」「自己責任だから問題ない」「他の人もやっているから」などの理由で、コース外に出ないよう設置されたロープやネットをくぐる人たちに対し、スキー場側は立ち入り禁止の看板を設置したり、発見した場合はリフト券を没収したりといった厳しい対応を取る。
とりわけ効果が大きかったのは、マナー違反者を注意したことをSNS(ネット交流サービス)で発信したことだった。コース外滑走の危険性が周知され、「コース外に行こうとした人を注意した」という声や、過去に違反した人たちから「危険性を知らずにロープをくぐっていた。仲間の命を危険にさらしていた」と反省する声などが寄せられるようになり、反響は上々だ。
山田さんは「一人でも(違反者を)減らそうという目的で発信しています。怒られたことがいる人を知ってほしい。一人の勝手な行動で(雪崩を引き起こすなど)多くの人に迷惑がかかることが問題なんです。危険性が2倍、3倍になりますから」と力を込める。
コース外滑走が絶えない背景について、山田さんは、自然そのままの粉雪や新雪の中を滑る「『バックカントリースキー』の人気がある」と指摘する。パウダースノーが舞う中を滑る一流選手のプロモーションビデオに刺激を受けて、自らも滑走の様子を動画撮影しようとコース外に出る人もいるという。
県警によると、昨年度のバックカントリー中の遭難件数は19件22人(スキー場のコース外滑走以外の事例も含む)。うち死者は3人、負傷者は8人だった。「近年は高水準で推移している」という。
県警は昨年12月、「バックカントリーで遭難しないために」という文書をホームページで公開。「十分な経験や準備のないまま安易にバックカントリーへ飛び出し、道迷いや雪崩などにより遭難する事案が多発している」とし、事前準備の徹底や、スキー場の滑走可能エリアやルールの確認などを呼び掛ける。
https://news.livedoor.com/article/detail/19557301/
今朝の通勤、走行車線を走っていたら、前の車が制限速度より10km/gぐらい遅い速度だったので、追い越し車線から追い抜きを掛けた。追い越し車線から、ウインカーを出して走行車線に入ろうとした。すると!!!その車はいきなりスピードを上げて入れてくれなかった!!!後ろに入るとまたゆっくり走っている・・・意地悪な車だな!!!・・・・「5296」でした!!!
今日の仕事・・・。
取引先から、「Windows」がアップデートできない件で電話あり。「再起動」するとアップデートできるという。でも、もうやっていますよ!!!
仕事を終え、帰宅。
途中、セブンイレブンにて「MEGA BIG」を買う。しまった!コンビニは11:30までだった!!!ネットで買えるようにてつづきをしようかなぁ~!!!
【第1218回】チャンスは1月19日(火)まで!
<BIG、MEGA BIG、100円BIG、BIG1000、mini BIG>
・インターネット 19:00まで
・コンビニ 11:30AMまで
・くじ売り場 12:00お昼まで
https://store.toto-dream.com/dcs/subos/screen/ps01/spsl005/PGSPSL00501InitBig.form?cid=all_mail_mag_all_all_all_reg_tbex_210118_3
「BIG販売スケジュール」
https://store.toto-dream.com/dcs/subos/screen/pi02/spin004/PGSPIN00401InitBIGLotSalesSchedule.form?cid=all_mail_mag_all_all_all_reg_tbex_210118_2
またまた「0120-381-833」より、着信履歴アリ!!!何の用があるんだ???
「山田養蜂場」
岡山県苫田郡鏡野町市場194
https://www.3838.com/
夕方は、まず、先日20円引きで買った「ピーナッツ」で一杯♪
おいしさ直送
豆菓子
ベスト食品
太陽の恵みをうけた
自然のおいしさ
そのままに
お届けします
100gあたり 623kcal
内容量 90g
原産国名 中国
加工者 株式会社 豆久商店
浜松市東区白鳥町638-2
TEL 053-545-4989
それから昨日の残りの「鯖の銀紙焼き」♪野菜も取らないとね!!!
ここで、2012年1月10日のオマケの新聞より「冬の郷土料理」の引用♪
実りの秋を終え、寒さ厳しい冬を乗り越えるため、いにしえの人々は数少ない地域の食材と知恵を生かし、さまざまな郷土料理を考えました。そして、そのひとつひとつの料理が生まれた背景を調べるとその土地の歴史が見えてきます。今なお、地域で継承されている冬の郷土料理を紹介します。
厳しい寒さと飢えをしのぐ 先人の知恵
江戸時代はプチ氷河期ともいわれる「小氷期」で、北日本を中心に飢饉が襲った。享保、天明、天保という江戸の三大飢饉の時には多くの餓死者を出し、都市では米屋の打ち壊しが起きた。そんな時、ごはんにほかの野菜や雑穀などを混ぜてかさを増した「かてめし」が生まれ、「徳用かてめし」という刷り物も出た。今回取り上げた青森のせんべい汁や高知県のきらずもちには、そんな苦難を乗り越えるための先人の知恵が詰まっている。
疫病除けの願いが伝わる料理
冬は歳神(としがみ)さまをお迎えする正月行事をはさんでいることもあって、各地の郷土料理も豪華になります。また、流行する風邪などを防ぐためにも保温効果の高い料理が覆いのも特徴です。
その代表が雑煮とおせち料理で、ほとんどの家で作り、神様と一緒に頂戴して一年の福運と無病を祈ります。お正月料理は伝統に従って作りますからその起源をたどれる場合が少なくありません。
例えば鹿児島県のさつまえび雑煮。焼きエビを用い、かつお節でしっかりとだしをとって作ったぜいたくなもので薩摩藩の島津家の祝い料理がルーツ。京都は古都だけあって公家風となり、白みそに丸もち。そして、古代から祝い事には欠かせない里イモが入ります。
また、体力を強化するうえでも喜ばれるのが納豆汁で、山形県をはじめとする東北各県の長寿食として冬の名物です。納豆に含まれる納豆菌と食物繊維が免疫力の集中する腸内の善玉菌を元気にし、風邪などから健康を守ってくれるからです。納豆をすり鉢で粒が見えなくなるまですりつぶしてから作った熱汁で、里イモの茎や大根、ネギ、油揚げなどがたっぷり入り、汗が噴き出すほど体が温まります。
北海道の南部地方にはこれも体がポカポカする塩クジラで作った鯨汁があり、タンパク質もたっぷり。青森県には江戸時代の凶作の時に飢えを救ったと伝えられるせんべいで作った香ばしいせんべい汁があり、土地の恵みが今も伝えられています。
茨城県や栃木県のしもつかれも美味なだけではなく、健康力のパワーアップ食。塩鮭の頭部を主に大根、ニンジンなどが入り、酒粕でトロトロに煮込んだ料理。鮭の頭には厄除けの意味もありますが、アミン酸が豊富で濃厚な味が出るのです。
寒くて空気が乾燥する冬は昔からインフルエンザなどの疫病が流行する季節。冬の郷土料理にはタンパク質をふだんより多くとって、体力強化に役立てる目的もあったことがよく分かります。コロナ禍の現代にも先人の知恵が役に立つのではないでしょうか。
*永山 久夫(食文化史研究家)
▲雑煮
「鹿児島県」【さつまえび雑煮】
香ばしさが漂う焼きエビ(干しエビ)と干しシイタケ、かつお節でだしをとるぜいたくな雑煮。江戸時代に薩摩藩島津家で食べていた。長寿のエビ、子孫繁栄の里イモ、まめまめしく元気で働けるようにと豆もやしが使われているのが特徴。
「京都府」【白みその雑煮】
丸もちと頭(かしら)イモ(里イモの親イモ)、大根、金時ニンジンを具に入れた白みそ仕立ての雑煮。丸もちは円滑と長寿、頭イモは子孫繁栄、立身出世、大根は丸く切れば円満、亀甲形に切れば長寿を意味する。金時ニンジンは鮮やかな赤色から魔除けとして入れることがある。
▲おせち料理
「鹿児島県」【三献(さんごん)】
奄美地域は鹿児島県内でもユニークな食文化があり、おせち料理も本膳料理の流れをくむ「三献」が今も根付いている。赤椀、黒椀、刺し身の三つの料理を献上することから名がついた。赤椀はもち入りの吸い物、黒椀は鶏肉または豚肉の吸い物、安政の大獄を機に幕府から目をつけられた西郷清盛が奄美大島に身を潜めた際、大島随一の名家の娘である愛加那と結婚、「三献」で祝言をあげたといわれる。
「京都府」【古老柿(ころがき)なます】
古老柿は宇治田原町特産の干し柿。茶菓子の元祖ともいわれ、その自然な甘みは和菓子の基準になっているほど。大根やニンジンとの相性も良く、正月のおせち料理になることが多い。酢、みりん、砂糖を入れて味をなじませていただく。
▲もち
「鹿児島県」【からいもねったぼ】(先人の知恵:もちの材料にサツマイモを利用)
古くから「からいも」と呼ばれるサツマイモを使った郷土料理。つきたてのもちに蒸したサツマイモを入れてつぶし、混ぜて食べる。「ねったぼ」は練ったぼたもちに由来する説も。年末年始にもちつきをする際、食べる習慣がある。
「京都府」【納豆もち】
食料が満足にとれない時代に貴重なタンパク源だった納豆をもちに包んで食べる風習が京都にあり、今も正月三が日にいただく。関西では納豆の消費は少ないが、京北地区では納豆が食生活の中に根付いている。
▲汁物
『青森県』【せんべい汁(八戸せんべい汁)】(先人の知恵:米粉の代わりに小麦粉で作ったせんべいを利用)
江戸時代後期の天保の飢饉のころに生まれた汁物、鍋料理。現在の青森県八戸市周辺は冷夏の原因となる「やませ」と呼ばれる冷たい風が吹くため、コメの代わりに小麦を使った食文化が発達した。そこで作られた非常食「南部せんべい」を使い、しょうゆ仕立ての鍋に入れて煮込んだもの。せんべいは煮込んで溶けにくい専用のせんべいを使う。
「山形県」【納豆汁】
食料が不足する冬を乗り越える保存食として納豆は大切なもの。すり鉢でよくすりつぶしてとろみをつけ、汁になじませるのが山形の納豆汁で、いもがらは欠かさず入れる。納豆のとろみで冷めにくく、寒い冬にはうってつけの料理だ。
「北海道」【鯨汁】
北海道の南部地域の正月に欠かせない料理。塩クジラと大根、こんにゃく、豆腐などを煮込んで作り、三が日に食べる習慣がある。ニシン漁が盛んだった江戸後期から明治時代にかけては「ニシンを岸に追い込んでくれる」クジラは縁起の良い動物としてあがめられていた。初春から始まるニシン漁の豊漁を祈願して作られていた。
厄除け、開運の願いを込めた小豆料理
小豆の赤には魔除けや厄除け、開運の力があるとされてきた。そのため、疱瘡(ほうそう。天然痘)や麻疹(はしか)などが流行した時には小豆飯やぼたもちなどが盛んに作られた。小豆を使った料理を体に取り込むことで人々は厄払いと開運を願ってきた。今回取り上げた小豆雑煮や小倉れんこんなどもそんな料理の一例だ。
▲甘未
「島根県」【小豆雑煮】
旧暦10月は全国の神様が出雲大社のある地に集まるため、「神無月(かんなづき)」と呼ばれるが、出雲では逆に八百万(やおよろず)の神様が集まるため「神在月(かみありづき)」と呼ぶ。いにしえの「神在祭(かみありさい)」で振る舞われていた神在(じんざい)もちの名が徐々に形を変えて「ぜんざい」となり、京都や江戸の町に広がったとされる。甘さをひかえて煮たもちに小豆を入れた小豆雑煮はぜんざいのようにも見えるが、汁はさらっとしている。
「高知県」【きらずもち】(先人の知恵:おからを使ってもちのかさを増した)
豆腐作りの副産物、おからをもち米を混ぜた生地であんこを包んだもち。料理名の「き(切)らず」は料理する際に包丁で切らなくてもよいおからの別称。昔は米が高価だったため、かさを増すために「きらず」を混ぜていたが、現在を郷土菓子として根付いている。
▲厄払い
「茨城県」【小倉れんこん】
出荷量、作付面積ともに全国1位のレンコンと、小豆を煮込んだ料理。穴があるレンコンは先が見通せる縁起物の食材、赤色が邪気を払う小豆も慶事に欠かせない。今もお正月の時期に作る家庭もあるという。
「茨城県・栃木県」【しもつかれ】
塩鮭(ざけ)の頭、大豆、大根、ニンジンなどの根菜類、油揚げなどを酒粕でトロトロになるまで煮込んだ料理。鮭の頭は悪い物を追い払うとされ、初午(はつうま。2月最初の午の日)に作り、家内安全を願った。名前の由来は諸説あり、旧名の「下野国(しもつけのくに)の家例として作る料理」から「しもつかれ」と呼ばれる説などがある。
▲その他
「大分県」【黄飯(おうはん)と黄飯かやく】(先人の知恵:高価な小豆の代わりにクチナシの実を使った)
財政難に陥ることが多かった江戸時代、臼杵(うすき)藩では質素倹約令をひき、殿様が小豆を使うぜいたくな赤飯の代わりに作らせたのがクチナシの実を使う黄飯だった。一説にはキリシタン大名だった大友宗麟が南蛮貿易を行っていたことからスペインのパエリアを模したという説もある。
「石川県」【じぶ煮】
小麦粉をまぶした鴨(かも)肉やすだれ麩、季節の野菜などを使う煮物、発祥は諸説あり、キリシタン大名の高山右近が宣教師から教わり加賀藩に伝えたという説や、豊臣秀吉の兵糧奉行だった岡部治部右衛門が朝鮮から伝えたという説などがある。
「石川県」【大根ずし】
かぶらずしと並ぶ加賀を代表する発酵食品。身欠きニシンと大根、甘酒で作る。身欠きニシンは江戸時代、北前船が能登に寄港した際に大量に運ばれた、地域に点在する「ニシン蔵」に保管されていた。大根やニンジンとともに甘酒に漬け込む。かぶらずしがハレの日に提供される高級なイメージがあるのに対し、家庭で作られる。
「茨城県」【イワシの卯の花漬け】(先人の知恵:卯の花を使って保存性を高める)
県北部で豊富にとれる新鮮なイワシを使った料理。長く味わえるように時間をかけてしっかり酢と合わせた卯の花(おから)に漬けることで保存食として重宝される。
「京都府」【鯛蕪】
京都の伝統野菜、聖護院カブとタイを使った煮物。軟らかく上品な味わいがある聖護院カブとタイのあらを調味料で煮込んで作る相性の良いふたつの食材を組み合わせた料理で、食べる直前に千切りのユズ皮をのせるとさわやかな風味が加わる。
「高知県」【かしきり】(先人の知恵:大豆の代わりにどんぐりを利用)
安芸市南部に伝わるかしの実(どんぐり)から作る豆腐で、「かし豆腐」とも呼ばれる。朝鮮半島から伝わったといわれ、耕作が難しい山間部で作られてきた。かつては飢饉の際の緊急時に食べる救荒食だった。同県の郷土料理「ぬた(葉ニンニクやみそ、米酢などを混ぜ合わせた調味料)」をつけて食べる。韓国には「トトリムク」というどんぐりを使った食品がある。
「愛知県・岐阜県」【フナ味噌】
木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川)下流の流域では12月後半から1月ごろにとれる寒ブナは脂がのっておいしくなる。その味付けに使ったのが豆みそ(赤みそ)で、濃厚なコクがあるため、川魚特有の臭みが消え、うま味が味わえる。骨が軟らかくなるまで煮込むため、丸ごと味わえる。
『長寿の食卓』永山久夫(角川学芸ブックス)、『日本長寿事典』永山久夫(愁書館)
本日のカウント
本日の歩数:3,854歩
(本日のしっかり歩行:0歩)
本日:53.5kg、13.7%
本日の餃子消費量:0個
割り箸使用量:0膳
| 固定リンク
コメント