富士山頂から
今日は、8月18日、「ホタテの日」なんですね。
カタカナの「ホ」を分解すると十と八になることから、青森県漁業協同組合連合会とむつ湾漁業振興会が制定しました。
今日の朝刊のコラム欄より、引用。
英劇作家のバーナード・ショーが「医者のジレンマ」を書いたのは一九〇六年。結核の特効薬、ストレプトマイシンが登場する前である
▼こんな筋だ。結核の新たな治療法を試す医師がいる。二人の患者が自分を治療してくれと訪れる。問題は治療法は患者の人数が制限され、二人とも助けられないこと。助かるのはどちらか一人
▼西アフリカでエボラ出血熱が拡大している。死亡者は十三日時点で千百四十五人。勢いが衰えない。世界保健機関はエボラ感染者に臨床試験前の未承認薬の使用を認めたという
▼異例の判断で、これも一種の「医者のジレンマ」だったか。効果や安全性は確認されていない。それでも手をこまねいていられない。賭けである。投与された米国人の症状は安定してきたというが、その効果と、想定外の副作用のないことを祈るしかない
▼未承認薬にしても圧倒的に足りない。増産には時間がかかる。誰に使用するかの問題も起きるだろう。あの戯曲と同じである。米国人にまず使用されたことに批判もあったと聞く
▼ショーが描いたのは医師がどちらかの一方の命を選択する問題か。人の価値は同じはずなのに誰かが生死の順番を決める。その一方、足りぬ薬を前にして「じゃあどうする」の問いに答えがあるとは思えぬ。効果不明の薬の増産を待つしかないのか。人類に課せられた試練は重すぎる。
http://www.chunichi.co.jp/article/column/syunju/CK2014081802000100.html
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今日の仕事:
・ミスを怖がって縮こまるな!
・ワンバンで打つ。試合では左右、前後に打たれる。
・テイクバックがすべての始まり。真後ろに引く!
・溜め、踏ん張り、振り抜く。(押し出す・・・直線的に振る)
・「ヤバイ」とか言わない!
仕事を終え、帰宅途中、お盆前に出しておいたクリーニングに寄る。
郵便局にも寄って、暑中見舞いのハガキを買う。ポケットテッシュももらえてよかったよ♪♪♪
帰宅して、 JTB「たびもの撰華」でもらった「北海道八雲セット」で一杯♪
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先週、朝刊に「富士山頂から」と題したシリーズものが載っていた。先週の12日は、ご来光が見られませんでした。お盆は、天気が悪かったのですが、13日は、富士山の頂上では、御来光が見られたのですね!
8月14日は、「ネット環境 整備途上」。
外国人へのおもてなし課題
富士山頂で御来光に歓声があがった十三日早朝、ルーマニアから新婚旅行で訪れたジョージ・ポペスクさん(28)と妻モニカさん(28)は山小屋に休憩に入り、持参のスマートフォンで記念撮影した。周りの日本人登山者が御来光の写真を無料通信アプリ「LINE(ライン)」などを使って送信している。二人は日本の携帯会社の電波が使える国際ローミングを契約しているが、「通信料が高いから」と使わない。ジョージさんは「せっかくのハネムーン。この場でフェイスブックにアップできればよかった」と少し残念そうだ。
無線WiFi
「外国人は自国での習慣から、スマホやタブレットの端末からネットを無料で使うことに慣れている」。ネットに詳しい情報通信総合研究所(東京)の佐藤仁副主任研究員は、外国人登山客の声に理解を示す。
御来光や登頂写真を撮ったら、その場でアップしたい-。「御来光需要」に応えようと、富士山で日本の携帯会社による高速無線サービスの整備が進む。昨夏は主要三社が初めて、臨時基地局の設置などで高速通信サービス「LTE」を使えるようにした。今夏は山頂の山小屋で公衆無線LANサービス「WiFi(ワイファイ)」の提供を始めた会社もある。大都会並みの通信環境が山開き中の日本最高峰で整いつつあるが、外国人登山客が自国にいるときのようにネットを使うのはまだ難しい。
外国人が日本滞在中の不満に挙げるのが、ネットにつながるWiFiスポット不足だ。観光庁の今年一~三月の調査で、全体の五割近くが「無料WiFiがあれば」と挙げた。
無料WiFiスポットは現在、富士山周辺の山梨側六市町で三百九十一カ所、静岡側八市町は百三十一カ所にとどまる。山梨側が先行したためだけではない。WiFiを提供する主な企業が山梨側はNTT東日本、静岡側はNTT西日本。ネットにつなぐパスワードなどを記したカードはNTT東が無料なのに、NTT西は有料のものがあり、観光施設など導入主体が負担する。静岡県の担当者は「おもてなしの態勢を整えたい」と話すが、目標を順調に達成できていない。
国は二〇二〇年の東京五輪までに外国人旅行者を一三年の二倍となる二千万人に増やす目標を掲げる。佐藤研究員は「外国人観光客にとって無料WiFiは『水がきれい』『治安がよい』と同じくらい重要な基準だ。日本を代表する富士山で整備されれば意義は大きい」と期待した。
(山田晃史、築山英司)
<WiFi(ワイファイ)>
アクセスポイントと呼ばれる親機と、スマートフォンやタブレットなどの端末を無線で同時に接続し、それぞれデータの送受信が高速でできるシステム。WiFiは、国際的な業界団体の規格名。携帯電話会社などが設置し、契約者だけが利用できる有料ポイントと、パスワードなどを入力すれば誰でも利用できる無料ポイントがある。
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20140814/CK2014081402000089.html
8月15日は、「環境トイレもう限界」。
使えぬ「携帯型」・・・安易な増設懸念
午前4時に開く富士宮口山頂の公衆トイレは日の出直後から、登山者が次々と訪れる。使用料が300円と下の山小屋よりも100円高いにもかかわらず、10人ほどが列をつくることもある。距離が最も長い御殿場口から登った神奈川県厚木市の女性会社員(42)は携帯トイレを持参していたが、公衆トイレに駆け込んだ。「富士山は隠れる場所がないので携帯トイレは使えなかった」と理由を話した。
登山者過剰
携帯トイレは、山梨県が7月1~16日、先に開山した吉田口で1万2千個を登山者に配って話題になった。残雪の影響で静岡側の登山道が開通せず、山頂のトイレが使えない状況だったからだ。女性会社員は「女子は簡単に使えないので、我慢するしかない」と疑問を口にした。
山小屋のトイレで異変が起きている。富士宮口元祖七合目(標高3,010m)の山口山荘では、微生物を利用して汚物を分解処理するバイオトイレの設置後3年は年1回のおがくず交換でよかったが、今は2週間に1回交換している。ほかにも交換頻度が増えた山小屋が多くあり、バイオトイレの処理能力低下が懸念される。山口山荘を経営する山口芳正さん(56)は「シーズンで五万人に対応できるトイレだが、七万人が使っている」と原因を推測する。
富士山では1990年代から、登山者のし尿とトイレットペーパーが山肌にへばりついた「白い川」が問題になった。NPO法人の活躍もあり、静岡、山梨両県は2002~06年にバイオ式など環境に優しいトイレへ切り替えた。ただ、設置時に二十万~二十二万人だった登山者は31万人にまで急増。49カ所あるトイレの負担が重くなり、機能も下がってきた。静岡県は7月末から山口山荘で、微生物が活動できる温度が保たれているか調査している。
「富士山学」が専門の都留文科大の渡辺豊博教授は「現在の富士山のトイレの受け入れ能力は全体で25万人。問題の根源はオーバーユース(過剰利用)なのに適正な登山者数と入山規制の議論は進んでいない」と話す。世界自然遺産の屋久島(鹿児島県)を視察した経験から「トイレを整備すればするほど登山者は増える。安易に増設してはいけない」と25万人を上限とするよう訴えた。
<富士山のトイレ>
微生物がおがくずと汚物を食べて水と二酸化炭素に分解するバイオ式、カキの殻を使って微生物が汚水をきれいにする浄化循環式、汚物を燃やして灰をふもとに運ぶ焼却式の主に3種類。山頂には吉田口と富士宮口の2カ所にトイレがあり、バイオ式や焼却式を採用している。富士宮登山道の山小屋はほとんどがバイオ式で、吉田口では浄化循環式と焼却式が主流。
8月16日は、「自然尊ぶ心伝える」。
富士講の知恵
日本人の心のよりどころになってきたことが評価され、昨年、世界文化遺産となった富士山。信仰する人たちの集まりで江戸時代に発展した「富士講」は、自然を尊ぶ心を伝え、入山料制度など現代に通じる仕組みも取り入れていた。
現代に通じる「入山料」
富士山の山梨県側の吉田口八合目(標高3,250m)に「小頂上」と呼ばれる場所がある。富士講の中興の祖・食行身録(じきぎょうみろく、1671~1733年)が民衆救済を願って入定した場所とされ、信徒は聖地と仰ぐ。高齢者や体調の悪くなった信徒は、ここで引き返しても登頂と同じ御利益が得られると信じられている。信徒の安全登山も担保してきた。
現在は、富士講の流れをくむ扶桑教(東京都世田谷区)が参拝施設「冨士山天拝宮」を建てて管理する。宍野綾子さん(48)は今夏、施設に常駐し神事で信徒を出迎えてきた。
気掛かりは各地の講や信徒が高齢化で減っていること。14日昼過ぎも、白装衣で訪れる信徒の姿は見かけなかった。富士山の登拝に訪れる講は今夏十五にとどまり、過去十年で半減した。「信徒になるかは別として自然を尊ぶ富士講の心を多くの人に知ってほしい」と願う。
扶桑教の宍野史生管長(51)は「富士講では山頂で御来光を拝まない」と明かす。太陽を見下ろすのは恐れ多いと考えるためだという。自然に対する姿勢がうかがわれる。また江戸期には、排せつ物が大切な山肌に触れないよう紙を敷いていた。現在はほとんど使われないが、半紙を持ち歩く伝統が残っている。
山梨県富士吉田市歴史民俗博物館の学芸員篠原武さん(35)は「富士講の登山スタイルは現代から見ても合理的な面がある」と話す。一礼に挙げるのは、富士講信者を手助けする御師(おし)が徴収していた「山役銭(やまやくせん)」の制度だ。静岡、山梨両県が本年度に本格導入した任意の一人千円の入山料(保全協力金)に似た仕組みだという。
富士登山は室町後半から有料だった。江戸期は登山者一人につき、旅館一泊分に当たる百二十二文を徴収。一部を領主に納めるほか、御師が登山道の整備に充てたという。
篠原さんは「山役銭と入山料は前提が大きく違う」と指摘する。「入山料制度は登山者に環境が壊されることが前提になっている。江戸庶民の登山を研究すると、登山者の意識次第で富士山は守られていると思えてくる」と話した。
<富士講>
富士山を信仰する人たちの集まり。人穴(富士宮市)を中心に修行した長谷川角行(はせがわ・かくぎょう)が創唱。江戸中期に村上光清(むらかみ・こうせい)、食行身録が関東で布教し、発展した。扶桑教は1868年の明治維新後、宍野半(ししの・なかば)初代管長が複数の講を統合して設立。富士講の流れをくむ現代の教団には実行教、丸山教がある。
8月17日は、「天空の研究基地 盛況」。
実験や観測 夏期60日間500人
富士山頂の剣が峰(3,776m)に立つ富士山測候所では、今年も多くの研究者たちが限れた環境でしかできない研究プロジェクトを進めていた。NPO「富士山測候所を活用する会」が、山頂での牡蠣観測を始めて8年目。今年は過去最長の六十日間(7月1日~8月29日)に、延べ五百人が16のプロジェクトに参加する。山頂ならではの現象が起きる実験や大気の観測など、研究の一端を取材した。
富士山測候所で8年目
案内された部屋に入ると、立教新座中学・高校(埼玉県新座市)の理科教諭古田豊さん(62)が、模型ヘリコプターの無線操縦をしていた。プロペラが勢いよく回るものの、数センチ浮き上がるとすぐに落下した。「飛ばないのは富士山頂だからです」とほほ笑む。
「原因は気圧ですか」。記者が尋ねると、「それも理由の一つだけど、それだけじゃない。そこを生徒たちに考えてもらう」と話した。実験の様子はビデオカメラで撮影し、理科教材として授業や部活で使う。「理科の実験は教室の中で予定調和のように行われるが、ここでは原因がわからないことも多い」
古田さんは、ドキュメンタリー番組で測候所を建設するためにドームをつり上げるヘリコプターを見て、この研究を思い付いた。山頂で研究を始めて三年目。ヘリコプターの他にも、空気の薄さや放射線の量を測る実験など、毎年教材を増やしている。
人が一人通れるくらいの狭い通路を通って次に案内された部屋には、多数のモニターが並んでいた。首都大学東京都市環境学部准教授の加藤俊吾さん(43)は、同NPOの夏期観測に初回から参加し、オゾンや一酸化炭素(CO)など、大気汚染に関する気体の測定を続けている。
「微小粒子状物質(PM2.5)などの国境を越える環境汚染を、工場で排出されるガスなどの影響を受けずに測れる地点は貴重」と話す。人口が密集する関東の隣にあるという立地条件ものこの上ないという。
2004年、気象衛星の発達などにより、気象庁は測候所を無人化した。気象観測基地としての役割に一度は終止符を打った測候所は、十年を経たいま、より多くの分野の専門家に開かれた研究基地として生まれ変わっていた。
「2014年の研究プロジェクト(抜粋)」
・長期二酸化炭素(CO2)濃度測定
・宇宙線中性子モニタリング
・雷の研究
・永久凍土の研究
・歩行バランスに与える影響
・夜間睡眠が急性高山病に及ぼす影響
・富士山の形成過程
・蘚苔(せんたい)類の繁殖様式の調査
本日のカウント
本日の歩数:10,769歩
(本日のしっかり歩数:0歩)
本日:54.4kg
本日の割箸使用量:0本
本日の餃子消費量:0個
(月)×
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