« 「Dear Pink」、そして「乾パングルメ」 | トップページ | 「WINE SPRITZER はるいろ」、そして「木は1年中芸達者!?」 »

2013年3月12日 (火)

<海さち山さち>埼玉県川口市 ハマボウフウ

 今朝は、寒かった・・・霜は降りているし、車のフロントガラスは凍っているし・・・。

 仕事を終え、帰宅して「けやき 醤油」で一杯。ゆで卵を2つ乗せてみた。

 ここで、2013年3月9日の朝刊より、「<海さち山さち>埼玉県川口市 ハマボウフウ 光の微調節で色鮮やか」の引用♪
 高級料亭などで、刺し身のつまとして使われるハマボウフウ。主役をひき立てる名脇役として知られる。埼玉県川口市の神根地区は全国有数の産地。だが、流通が限られており、スーパーなどではなかなかお目にかかれない一品だ。
 ハマボウフウなどを栽培する武州軟化蔬菜(そさい)出荷組合の石井賢一組合長(59)のビニールハウスを訪ねると、濃い緑色の葉っぱが茂っていた。赤紫色の茎との対比が鮮やか。一本一本丁寧に摘み取るので手間がかかる作業だ。石井さんは「五月ごろまでが一番出荷量が多い」と話す。東京の築地、大田両市場で扱われる約九割が川口産で、全国各地の料亭や旅館に届けられている。
 ハマボウフウはセリ科の多年草。もともと海岸付近などに自生しており、自然のものは、茎や葉っぱが硬い。より食べやすくするために、ビニールハウスの中で芽を軟らかく伸ばす。
 栽培は根株の育成から始まる。四月下旬に種をまき、十月下旬ころまで育て、根を掘り取る。その根をハウスの中の土に植える。冬場の寒さから守るため、むしろで覆い、芽が出てきたら、昼間は太陽の光を浴びせる。「茎の赤紫色は光を当てないと、きれいに出ない。むしろを開閉して微調節するのが腕の見せどころ」と石井さん。
 栽培の歴史は古く、江戸時代からと伝えられる。利根川流域と江戸をつなぐ運河「見沼通船堀」を利用し、江戸へ送られていたという。現在、ハマボウフウ栽培農家は十七軒。連作障害を防ぐため、ほとんどの農家が根を育てるための畑を、少し離れた大宮や浦和地区で借りている。手間がかかる栽培を続ける農家が年々減り、後継者不足が悩みの種だ。
 以前は育ちすぎたり、茎の赤紫色が薄かったりする「規格外」は、農家や近所の家で食べていた。「昔から、おひたしや天ぷらにして食べていたね」と石井さん。二〇〇六年、地元にJAの農産物直売所がオープン。「特産品として扱いたい」と請われ、以来、目玉商品として店頭に並ぶ。石井さんは「味にくせがあるが、一度食べてリピーターになってくれる人もいると聞くと、うれしいですね」と顔をほころばせた。 (宮本直子)
≪味わう≫
 ハマボウフウはセリと大葉を合わせたような独特の香りとほろ苦い味から、臭みを消す刺し身のつまとして古くから珍重された。見た目の美しさも、つまにはなくてはならない要素。「つまとすて昔から使われる品のある姿」と石井さんが教えてくれたのが、いかりのように茎が巻き上がった形。茎の下部に針で十文字に切り目を入れ、水につけると、巻き上がる。
 つま以外の食べ方で石井さんのお薦めはおひたしと天ぷら。おひたしは茎が軟らかくなるまで2,3分間ゆでて水にさらす。水気を切り、かつお節をかけ、しょうゆなどでいただく。天ぷらは衣を薄めに付け、カラッと揚げる。ほろ苦さとともに甘みが口に広がる。
≪買う≫
 流通量が限られる川口市のハマボウフウだが、同市安行領家にあるJAあゆみ野農産物直売所で販売されている。8~10月ごろに数量が少なくなることがあるが、ほぼ通年店頭に並ぶ。約100gで130円ほどだ。だたし、地方発送はしていない。問い合わせは、JAあゆみ野農産物直売所=電048(299)08931=へ。

http://www.chunichi.co.jp/article/living/life/CK2013030902000189.html

本日のカウント
本日の歩数:8,755
(本日のしっかり歩数:0歩)
本日の割箸使用量:0本
本日の餃子消費量:0個
(火)×

|

« 「Dear Pink」、そして「乾パングルメ」 | トップページ | 「WINE SPRITZER はるいろ」、そして「木は1年中芸達者!?」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: <海さち山さち>埼玉県川口市 ハマボウフウ:

« 「Dear Pink」、そして「乾パングルメ」 | トップページ | 「WINE SPRITZER はるいろ」、そして「木は1年中芸達者!?」 »