<海さち山さち>埼玉県本庄市 ロマネスコ
草木萠動
2月28日は、七十二候の一つ「草木萠動」。「そうもくめばえいずる」と読み、二十四節気の「雨水」の末候にあたります。雨水の時期に入り、雨が降って地面が湿り気を含み(初候:土脉潤起/つちのしょううるおいおこる)、やがて霞がたなびき始め(次候:霞始靆/かすみはじめてたなびく)、いよいよ「草木が芽吹き始める」様子を表しています。2月後半になると県内では春の花々も色どりを増し、各地で「さくら祭り」も開催されるようになります。
今日は帰宅途中、スーパーに寄る。売り出しの「寿太郎みかん」12個298円を買うためだ。
最後の1袋だったがラッキーにも買うことができた。(感謝します。)
「さごし」の刺身が40%引きで美味しそうだったが我慢!
ここで、2013年2月23日の朝刊より、「<海さち山さち>埼玉県本庄市 ロマネスコ 繊細優美、大事に育む」の引用。
円すい形のつぼみがらせん状に並び、幾何学的で見た目が美しい野菜「ロマネスコ」。カリフラワーの一種で、イタリア・ローマで開発されたことから名前が付いたとの説がある。
埼玉県本庄市の農家茂木信喜さん(43)。ブロッコリーとカリフラワーを育てる中で、時々畑にロマネスコが自生することがあった。不思議な形に心引かれながらも、以前は売り物にならないからと捨てていたという。
地元のJA埼玉ひびきのカリフラワー部会が、地域の特産品として売りだそうと栽培し始めたのは二〇〇六年。手間がかからないと聞き、茂木さんも五年前から本格的に育て始めた。
だが、実際にはロマネスコを育てるのは大変だ。ブロッコリーの栽培期間が約九十日なのに対して、ロマネスコは約百五十日。ブロッコリーの重さは一個約〇・六キロだが、ロマネスコは実がぎっしり詰まっており、大きい物は一・三キロもある。
実を覆う葉は横に大きく広がり、畑では場所を取る。約四十アールの畑で栽培し、出荷できるのは年間約八千個。この冬は特に寒さが厳しいため、実が大きく育たず苦労しているという。
台風シーズンの七月上旬から中旬に種をまき、十一月につぼみが出始める。三月までの出荷時期のうち、最も需要が高まるのはクリスマスシーズンだ。見た目がツリーに似ているからと購入する人が多い。
JA埼玉ひびきのの本庄地区管内で、ロマネスコを栽培する農家は年々増え、現在は三十一軒。昨年は約七十トンを出荷した。行き先はほとんどが東京都内で、高級スーパーなどでも販売されている。
「名前もしゃれてるし、都会の方が食いつきがいい」。一方、地元ではなかなか浸透せず「ほら、先のとんがった、あれ」などと呼ばれている。都内では一個三百円以上つく値段が、地元では半額程度だという。
つぼみは傷つきやすく、衝撃から守るために葉をつけたまま出荷する。「美しく繊細なロマネスコをもっと広めるため、大切に育てたい」と茂木さんは意気込む。(細川暁子)
≪歩く≫
JR本庄駅から徒歩約10分の場所に国登録有形文化財「旧本庄商業銀行煉瓦倉庫」がある。本庄市は明治時代に養蚕の町として栄え、1896(明治29)年には、本庄商業銀行が、抵当となった繭や絹糸を保管するための倉庫を建設した。今は中に入ることができないが、市は近く工事に入り、一般公開を目指すという。
≪味わう≫
茂木さんの妻奈々子さん(37)が、ロマネスコの調理方法を教えてくれた。真上から垂直に包丁を入れて4等分。鍋に水と大さじ1の塩を入れて沸騰させてから、手でちぎったロマネスコをを加え約2分ゆでる。
シャキシャキと食感がよく、ブロッコリーより味が薄くて食べやすい。お薦めはてんぷら。小麦粉適量を水で溶き、ゆでたロマネスコに衣を付け、揚げる。塩やカレー粉などをつけていただくとさらにおいしい。そのほかグラタンに入れたり甘酢に漬けたりと和洋にアレンジできる。
JA埼玉ひびきのあおぞら館直売所=電0495(25)4183=では、ロマネスコを販売。愛知県田原市などJA愛知みなみ管内では、農家数軒が「うずまき」という名前でロマネスコを栽培、出荷しているという。
http://www.chunichi.co.jp/article/living/life/CK2013022302000145.html
本日のカウント
本日の歩数:5,733
(本日のしっかり歩数:0歩)
本日の割箸使用量:0本
本日の餃子消費量:0個
(木)○
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