<海さち山さち>新潟県村上市 山北の塩
今日の帰宅時、こちらの道路の一旦停止から出たかったのです。しかし、ずっと前の方の赤信号のため優先道路が数珠つながりになっていた。そして、こちらの一旦停止の交差点の中に車が突っ込んでいて、こちらから出られない状態・・・!!!迷惑だった↓↓↓交差点の中では車は止めちゃあいけないんだよ!!!
帰宅して、餃子で一杯♪
餃子をフライパンで焼いているとガスが消えてしまうのはなぜ???温度が上がりすぎるとサーモスタットが働き、自動的に火が消えるとか???
ここで、2012年12月1日の朝刊より、「<海さち山さち>新潟県村上市 山北の塩 きれいな海水 釜で煮る」の引用♪
日本海の白波が間近に打ち寄せる製塩所で、もうもうと立ち込める湯気の中、本間正幸さん(61)が大きな釜と向き合っていた。
サケで有名な新潟県村上市。山形県境の山北(さんぽく)地区では古くから、郷土料理の塩引きサケに欠かせない塩がつくられていた。数キロ離れた鼠ケ関遺跡からは、平安時代の製塩土器も出土している。
塩の専売制が廃止された一九九七年、同所で途絶えていた塩づくりを復活させたのが、本間さんの親戚の佐藤寛さんだ。農業を営んでいた佐藤さんは、以前から「昔、食べたおむすびはおいしかった。何が違うのか」と思案し、たどり着いた結論が塩だったという。
子どものころ、祖父と一緒に海水を煮詰めて塩をつくった記憶を頼りに、レンガを組んでまきをくべる窯を造った。出来上がった塩を隣近所に配ったところ、「おいしい」と喜ばれ、本格的に商売を始めることになった。
佐藤さんは二〇〇五年に七十二歳で亡くなり、現在は本間さんが後を継いでいる。
「この辺りは大きな川や田んぼがないので、海に生活雑排水や農薬が注ぎ込まない。だから海水がきれいなんです」と本間さん。
塩づくりは波が静かな日を選んで、製塩所から十メートル先の海中からポンプで採水する。海水の不純物を取り除きながら釜で煮詰めると、二十四時間で塩の結晶ができる。これをわらで作った筒などに入れて十二時間かけて脱水し、ふるいにかければ完成だ。
本間さんは藻塩づくりにも力を入れる。乾燥させた海藻のホンダワラをざるに入れ、その上から煮詰めた海水を何百回もかけながら、三昼夜煮詰める。すると、海藻のエキスが入った茶褐色の塩の結晶ができる。
市販の食塩は成分の99%以上が塩化ナトリウムだが、藻塩にはカリウムやマグネシウムなどのミネラルも多く含まれている。
製法は異なるが、万葉集の中にも歌われた藻塩。「料理人からは、藻塩を使うと素材の味を引き出せると言われます」と本間さん。「今後も藻塩をつくり続けたい。だが、日本の海全体で磯焼けが進み、海藻が減った。それが気掛かりです」 (伊東治子)
≪歩く≫
村上市山北地区には海岸線の延長11kmにわたって奇石や洞窟、海門などが続き、変化に富んだ景観を形づくる「笹川流れ」がある。岩の間を盛り上がるように流れる潮流から、この名が付いたとされる。1927年に国の名勝天然記念物に指定された。数多くの岩には眼鏡岩をはじめ、恐竜岩、びょうぶ岩などの名前が付けられている。
源義経が頼朝に追われて奥州に逃れた際、笹川流れの断崖を馬で通ることができず、海路で山形に上陸したという伝説も残る。義経を笑わせたというニタリ岩、義経の家来が岩を背景に船上で舞を披露したという舞子岩などもある。眼鏡岩の近くには、幕末の志士で詩人の頼三樹三郎が笹川流れの景観をたたえ、「松島はこの美麗ありて此の奇抜なし 男鹿もこの奇抜ありて此の美麗なし」とうたった詩が刻まれた石碑がある。
≪取り寄せ≫
本間さんがつくった塩は全国発送している。海水を煮詰めた「海の塩」(400g入り525円)、「藻塩」(同1050円)のほか、海水を低温で煮詰め、結晶を大きくした「花塩」(同525円)がある。「花塩は味があっさりしていて、お吸い物やおでんに合う」と本間さん。送料別。問い合わせは中浜観光物産=電0254(77)2714=へ。
http://www.chunichi.co.jp/article/living/life/CK2012120102000117.html
本日のカウント
本日の歩数:10,335
(本日のしっかり歩数0歩)
本日の割箸使用量:0本
本日の餃子消費量:8個
(木)×
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