« JRさわやかウォーキング「秋深まる新居宿!!寺道散策ウォーキング」 | トップページ | JRさわやかウォーキング「法多山全国だんご祭りと県内B級グルメ体験ウォーク」 »

2009年11月 2日 (月)

「古酒」、そして「ジビエ」

 先日の同窓会で撮った写真は、ネット上にアップし、欲しい人がダウンロードするシステムらしい。これなら、どこにいても、写真を入手できるよね。
http://picasaweb.google.com/

「古酒」、そして「ジビエ」

 今日は、先日の游醉會でgetした「祝2000年 未体験の新世紀へ」を飲んでみた。冷蔵庫で10年保存してあったと言え、日本酒は古すぎると、みりんに似た味になるなぁ。日本酒は古酒はだめだね。(ビールも新しい方が美味しい。)
酒呑童子「未体験吟醸」 純米吟醸
99年12月
SHUTEN-DOJI GINJO SAKE
 まぼろしの酒米「京都祝」との出会いが生んだ未体験の味わい。
ハクレイ酒造株式会社
626-0071 京都府宮津市字由良949
TEL 0772-26-0001
FAX 0772-26-0123

http://www.hakurei.co.jp/

 游醉會も紹介してあるblog「えにしのざ」の紹介。
http://enishinoza.hamazo.tv/e1867502.html
http://enishinoza.hamazo.tv/

 ここで、ジビエについて。
 ジビエという言葉は日本人にはあまり馴染がないかと思いますが、狩猟による鳥獣肉をジビエといいます。ジビエ(仏 gibier)は狩猟によって、食材として捕獲された野生の鳥獣である。
 また英語ではゲームミートともいいます。
 古来より狩猟民族であった西洋人の食文化は、ジビエなしには語れないと言っても良いでしょう。
 現在でもフランスなどを狩猟時期に訪れると、食肉店の店先やマルシェなどで毛がついたままの狩猟肉を日常茶飯事的に見ることが出来ます。
 たとえばこんな光景です。
 買い物の際に毛のついたリエーブルを主婦が指をさして肉屋の主人に注文をしています。「リエーブル(野ウサギ)を煮込み用に半分さばいといてちょうだい。ロースはロティ用にラックでね! チーズとワインを買ってくるからお願いね!」と、こんな調子です。こういったやりとりを何百年ものあいだ肉屋とお客でやってきたことには脱帽してしまいます。
 こうしてパリの主婦は週末にジビエを仕入れて、日曜のディナーの為の「ごちそう」を仕込みます。“素材によって、コニャックとスパイスを擦り込みロティ用に1日休ませる。また煮込み用の鶏肉などは赤ワインとローリエ・ローズマリー・その他の香味野菜などでマリネをしておく。” 一般の家庭にもジビエ料理の伝統は浸透しており、ちょっと料理好きな主婦たちは素材に応じた仕込みを熟知しているのです。
 日本の洋食の調理人、そして食材屋の我々からしてみてもこれらの光景は驚異であり、ジビエの 底知れない力を見せつけらてしまいます。ジビエはあるときには高貴に、あるときには力強く食文化をを語ってくれます。

※ワンポイント・ジビエの素晴らしさ
 マルシェでの光景など日本で言えば非日常的な光景を、ヨーロッパでは日常的に見ることが出来ます。 家庭料理にもジビエが普通にとけ込んでいることを物語っています。 そして一般家庭でさえ、ジビエ料理のノウハウをもっていることには驚いてしまいます。また、庶民レベルでさえ代々肉を食べてきた歴史には、日本人の我々はとうていかないません。このようなことから考えると、ある一定レベルの人たちを満足しなければならないレストランのレベルとは どういうものなのでしょうか?家庭料理との明確な差別化が、出来ている証拠です。
 もちろんレストランの評価は料理だけではありません。サービス・雰囲気・演出など他にもまだ沢山あります。 また、ミシュランの★でも代表されるように、国を越えて常にレストランに対しての評価の意識を持っています。
 真冬のフランスや、ベルギーなどヨーロッパ各国は、知る人ぞ知るジビエ料理天国です。各国から旅行者がシーズン到来と共に、あこがれのジビエを食べに来ます。そして、調理人にとってはそれこそ真剣勝負での世界です。

http://www.gourmet-meat.com/gibie/nani.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%93%E3%82%A8

本日のカウント
本日の歩数:10,071歩
(本日のしっかり歩数:0歩)
本日の割箸使用量:0膳
本日の餃子消費量:0個

|

« JRさわやかウォーキング「秋深まる新居宿!!寺道散策ウォーキング」 | トップページ | JRさわやかウォーキング「法多山全国だんご祭りと県内B級グルメ体験ウォーク」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「古酒」、そして「ジビエ」:

« JRさわやかウォーキング「秋深まる新居宿!!寺道散策ウォーキング」 | トップページ | JRさわやかウォーキング「法多山全国だんご祭りと県内B級グルメ体験ウォーク」 »