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2009年4月15日 (水)

田舎体験ができる宿、利用の心得

Q 食事は付いているの?
 基本的には1泊2食付きと考えていいが、宿によっては自炊や外食という素泊まりの施設もある。
Q 食事は豪華なの?
 「農家民宿」では宿主の家族が、けっして豪華ではないが、新鮮な野菜や、代々伝わる料理でもてなしてくれる。漁家民宿の場合は当然、新鮮な海の幸を安く提供している。
Q お酒は飲めるの?
 たいてい飲める。「農家民宿」の場合は宿主の家族と語らいながら飲むのが習慣になっている宿もある。酒代は食事とは別。カンパという名目で安い酒代で飲める宿もある。
Q 何を準備すればいいの?
 田舎暮らし体験ができる宿泊施設のなかにはホテルや旅館、ペンションなども含まれており、その場合には、歯ブラシやタオルなどのアメニティも不要。ただ、民宿や一般の農家を開放したタイプの民宿の場合は、パジャマなども必要になる場合があるので、事前に宿泊先に確認したい。
Q 季節によって体験内容も変わるの?
 当然、農林漁業体験は、季節によって内容が違ってくる。ちなみに鹿児島では例年3月に行われる田植えも北海道なら5月。野菜の収穫時期も目当てのものがあれば調べておくこと。
Q 体験にも料金はかかりますか?
 宿泊料金に含まれている場合と、別途に体験料金がかかる場合がある。宿泊施設や体験内容や時間によっても違ってくるので事前に確認が必要。
Q 体験は宿が主催しているの?
 宿泊施設主催の体験イベントもあるが、自治体で体験イベントに取り組んでいる地域もある。宿泊施設以外の団体の体験イベント情報は、役場に問い合わせると教えてもらえるだろう。
Q 「旅館」や「民宿」と「農家民宿」はどう違うの?
 旅館業法によれば「旅館」の客室数が5部屋以上となっているのに対し、「民宿」や「ペンション」はより規模の小さい簡易宿泊所を指す。
 一般に「農家民宿」「漁家民宿」と言えば、農家や漁家が経営する民宿のことである。農漁業、ときに林業などの機会を提供し、田舎の生活や郷土料理を味わったりすることができる民宿として注目を集めている。
 なかには近年の規制緩和によって民宿の営業許可をとった「農林漁家民宿」もある。
 なお一般に「農家民宿」と言うのは、営業許可をとった民宿、自治体の特別措置をとった体験施設だが、営業許可を得ていない宿が使っていることもある。
Q 問い合わせ時の注意点は?
 農家の場合は、早朝から夕方まで、家に人がいない場合も多く、また電話口に宿についてわからない子どもやおばあちゃんが出ることも珍しくない。さらに個人経営なので営業日が変わったり、長期の休みがある場合もある。
 子どもなど宿泊に不案内な人が出た場合は、「おかあさんはいらっしゃいますか?」と聞いたりして宿の担当者を呼び出そう。一度で要領を得ないときには、根気強く、何度か電話をかけたりファクシミリを利用するなどすること。
(「田舎暮らしの本」2009年3月号より)

本日のカウント
本日の歩数:7,843歩
(本日のしっかり歩数:0歩)
本日の割箸使用量:0膳
本日の餃子消費量:0個

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