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2009年3月30日 (月)

「鮨」岡本かの子、そして「煮豚」

 岡本かの子の短編小説「鮨」に描かれる東京のすし屋は、「表通りや新道路の繁華な刺激に疲れた人々が、時々、刺激を外して気分転換する為に紛れ込むようなちょっとした街筋」にある。
 おやじは「屈指の鮨店で腕を仕込んだ職人」。さまざまな職業の人が集まるのも、店では「1つ1つ我がままがきいて、ちんまりした贅沢ができて、そして、ここに来ている間は、くだらなくばかになれる」からだ。
 小説の主人公は常連たちに「先生」と呼ばれる無口な客。ある日、先生のことを気になり出した店の看板娘ともよが、先生にこう聞く。
 「あなた、お鮨、本当に好きなの」
 「さあ」
 「じゃ何故来て喰べるの」
 「好きではないことはないさ、けど、さほど喰べたくない時でも、鮨を喰べるということが僕の慰みになるんだよ」
 そうして語られるのは、潔癖症からか普通の食事がのどを通らない少年時代の思い出話。困った母親が思い付いたのがすしだ。手品師のように手のひらを見せてから、母親が見よう見まねで、すしを握る。卵焼きに始まり、イカ、タイ、ヒラメ。それをきっかけにして、気難しかった子は魚を食べられるようになっていく。
 読めば食べたくなる。

 でも、この本はもう入手できないかも。

 さて、今日は「煮豚」を作る。冷蔵庫で寝かしておいて、今度食べることにしよう。その方が味がしみ込んでいるんだよね。
http://je2fmv.hp.infoseek.co.jp/nibuta.html

 それから「べにふうき」を買いに行く。1,050円なり。
 本当は、「べにふうき」はまだあるのです。スプーンが折れたので、スプーンだけがほしかったんだけど、スプーンだけもらうのもなぁと思い、新しいのを買いました、
http://m394108.hamazo.tv/
http://www.394108.jp/

本日のカウント
本日の歩数:7,353歩
(本日のしっかり歩数:4,170歩)
本日の割箸使用量:0膳
本日の餃子消費量:0個

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