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2008年9月26日 (金)

自宅カフェ開業 6つのヒント

 自分たちらしく、田舎暮らしがしたい。
 その一つとして自宅を活用し、カフェを開きたい。
 決してお金をかけず、でも、自分なりのこだわりを持って。
 そんな憧れを抱いている人も多いのでは?
 そんな方のために、自宅カフェ開業ヒントを紹介!
(1)コンセプト
どんなカフェにするか、コンセプトを明確にする
 自宅でカフェをするなら、リビングや自宅の一部をリフォームすれば、それですむと思ったら大間違い。自宅とはいえ、カフェを開業するのであれば、「どんなカフェをやりたいのか」をはっきりさせることが大切。コンセプトが明確であればあるほど、お店の個性が出やすいし、自分らしさを発揮することにもなる。
 コンセプトは、「のんびりできる感じがいいなあ」といった漠然としたイメージから、徐々に「どんな内装、インテリアの雰囲気のカフェにしたいのか」「ウリは何にしたいのか」「メニューはどうしたいのか」「どんなお客さんに来てほしいのか」と、より具体的に考えてみることが大切だ。
(2)メニュー
自分たちの特色が出るものに限定し、欲張らない
 コンセプトが決まったら次にメニュー。とはいえ、レストランを本格的に開業するわけではないので、そんなに多くの料理を用意する必要はない。ケーキが得意なら、ケーキ、ベーグルや天然酵母パンが得意なら、それだけをウリにすればいい。
 「うちはドリンクしか出さない」というのも、1つのこだわりであり、その店の特色になるので、そうしたってかまわない。
 自宅カフェを訪ねてくれた方に、何を楽しんでほしいのかを考え、そこに焦点を絞ったメニューやサービスを提供すればいいのだ。そうでないと、結果的にしんどさが残ってしまう。無理のない範囲で、自分たちが本当に出したいメニューだけにする。自宅カフェを成功させるポイントだ。
(3)開業資金
最低でも自己資金300万はあったほうがいい
 自宅を活用するとはいえ、開業資金を確保しておく必要がある。カフェ開業に際して必要な資金は一般的に1000万円から1500万円といわれているが、自宅をリフォームしてカフェを開業するのであれば、もう少し安くなる。しかし、それでも300万円くらいあったほうがベター。
 ドリンクだけのメニューならまだしも、ケーキをつくったり、パンを焼いたり、あるいは料理をつくったりする厨房までつくるとなると、什器・設備代に加えて水回り工事費が加算され、資金はもっと必要になる。
 少しでもコストを抑えるためには、必要最小限の部分だけ、大工など専門業者に依頼し、壁塗りや棚づくりなど自分たちでできるところは自分たちでつくるという半セルフビルドの手も。実際、自宅カフェを始めた人の多くは、自分たちでリフォームしているケースが多いようだ。
(4)施工会社の選び方
好きなテイストのカフェに聞いてみる
 「自宅のリビングの雰囲気をそのまま生かしたい」「古民家ならではの風情を生かしたカフェにしたい」「自宅とはいえ、どこかエスニックな雰囲気を漂わせたい」など、内装やインテリアに対する思いはさまざま。
 そのイメージを明確に伝えられるよう、店づくりのキーワードを立て、そのイメージに近い雑誌の切り抜きなどを集めておき、それを施工会社もしくはリフォーム会社に渡すようにしておく。また、どんなレイアウトにしたいのか、自分なりに設計図を描いておくとより具体的に伝わりやすい。
 ここで重用になってくるのは業者の選定。地元で探すにしても、自分たちの思いを受け止めてくれる人の方がいい。そう考えると自分たちが好きなテイストのカフェに出向き、そこを設計した方、リフォームした人にお願いするというのが得策。もちろん、何社か探して見積もりを出してもらうことも重要だ。
(5)什器・設備の選び方
リサイクルショップを活用しよう
 自分たちが好きな家具やイス・テーブルのブランド、作家がいるなら、その好きなテイストで揃えるのも”こだわり”。また、それがそのカフェの”味”になる。
 しかし、家具などに対してはシンプルに、と考えているなら、リサイクルショップで安く揃えるのも手。コンロや作業台など什器も、中古品でも掘り出し物があるはず。マメに探してみよう。ただし、電気製品だけは、中古を買ったもののすぐに壊れたなど、トラブルも多いので注意したいところだ。
(6)カフェの勉強
いろんなカフェを回ってみよう
 接客経験もない、カフェをやりたいけれど、まだ漠然としていてどんなカフェがやりたいのか定まっていない・・・。そんな人はまず、いろんなカフェを回ってみよう。
 ほとんど人が通らないような山奥にひっそりと開業する自宅カフェも徐々に増えている。しかも、そんな不便な場所でも、多くの人が訪ねてくる、人気のカフェもまた増えている。どうして、そんなに不便なのに人が集まるのか。メニューは?接客は?雰囲気は?さらに、そこのオーナーは、どんなふうに自宅カフェで公私を分けているのか。
 そのあたりをポイントにいくつか回っているうちに、自分たちがやりたいカフェの姿も浮かんでくるはずだ。

本日のカウント
本日の歩数:14,489歩
(本日のしっかり歩数:1,051歩)
本日の割箸使用量:0膳
本日の餃子消費量:4個

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