浜名湖のたきや漁
浜名湖に夜のとばりが降りるころ、雄踏のたきや漁が出漁します。伝統あるかがり火漁法で、獲物は主として、クルマエビ、カニ、タイ・・・。捕れたてのものは料理して味わうことができます。
水中灯を湖内に入れるので、湖内が明るくなり獲物も見つけやすく、カニなどは初心者でも比較的簡単に捕ることができます。
5月から9月まで行われるたきや漁。その幻想的な情景は、浜名湖の風物詩の1つとなっています。
雄踏のたきや漁は、100余年の歴史があるといわれています。「たきや」という名称は、火をたいて行うことから名付けられたようです。
最初(明治から大正時代)は、火籠(ひかご)に松明(たいまつ)を燃やして水面を照らし、モリで突いて漁をしていました。戦後からは水中灯を水中に入れて漁をするので、水中が明るくなって獲物が分かりやすくなり、捕まりやすくなりました。この道具の進歩が、たきや漁を観光漁業として有名にしました。
雄踏図書館郷土資料展示室では、雄踏地域で使用された船の模型を展示しています。
・壁堀サッパ(角立漁・もくとり)
・チョロ船(角立漁・打瀬網漁)
・三枚板船(四手網・うなぎ壺)
・サッパ(もくとり)
・四枚板船(たきや)
また、たきや漁の道具である火籠、がん燈、水中灯、かぶせ網(船の上からエビをかぶせて捕るもの)やガッチャン(ドウマンを捕る道具)なども展示しています。
http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/hamahaku/09annex/hakubut12.htm
http://www.takiyaryou.jp/
本日のカウント
本日の歩数:8,078歩
(本日のしっかり歩数:0歩)
本日の割箸使用量:0膳
本日の餃子消費量:0個
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