どこまで自給自足?
【採取】
山菜は春から初夏にかけていろいろなものが採れるが、初めのうちは、野で採れるフキノトウ、ノビル、セリ、ミツバなどが狙い目。慣れてきたら山でタラノメ、ハリギリなどを狙っていくのがいい。いずれもお浸しや天ぷらなどで食べる。
タケノコは自宅の庭に竹林があれば掘れるし、近所にあれば掘らせてもらうこともできる。
キノコはナメコ、ナラタケ、クリタケなどは比較的見つけやすいが、毒のあるものも結構あるので、慣れた人と一緒に行くのがいい。
採取は、それなりの知識や経験が必要になる。最初のうちは、経験豊富な先輩に連れて行ってもらうか、田舎体験ツアーや自然観察会のイベントに参加して、少しずつ覚えていくのがよい。
コナラやクヌギなどの雑木が入手できるなら、シイタケやナメコなどの菌を打ち、栽培して収穫するのも楽しみだ。
【菜園】
広さはあまり欲張らずに、最初は5坪(たたみ10畳)くらいから始め、だんだん広げていった方がいい。
・道具:とりあえず、シャベルかクワ、カマ、小さなスコップ、ジョウロ。必要に応じて揃えていく。
・作物:サツマイモ、ジャガイモ、ダイコン、小松菜など作りやすいものから始める。(種を直接、畑に撒けるもの)
・管理:水や肥料のやりすぎは逆効果なので、控えめにする。草取りや防虫などにもあまり神経質になり過ぎないように、万事おおらかに育てたい。農薬などは使用しないで、野菜の持つ自然の力を引き出す。
【果樹】
果樹は野菜と違って実が採れるまで何年もかかるが、土地さえあれば気に入った種類の木を植えておけば、先の楽しみになる。ただ、多くの果樹は病気、虫に弱いので、無農薬で育てるのが難しいが、ブルーベリー、栗、柿、梅などは無農薬でも育つのでお勧め。
【加工・保存】
採れ過ぎた野菜や果実の有効活用が図れるばかりでなく、加工することで、一味加わった美味しさを味わうことができる。
・野菜、果物:漬物、ピクルス、ジャム、ジュース、乾物
・肉:ハム、ソーセージ、燻製
・魚:干物、味噌漬け
・大豆:豆腐、納豆、味噌、しょう油
・乳製品:バター、チーズ
・穀物:そば、うどん、パン
【養鶏】
小さな鶏小屋を作り、エサと水を欠かさなければ、自給自足では貴重な動物性タンパク源の卵が確保できる上に、菜園に必要な堆肥の材料にもなる鶏糞も取れる。
目安は1坪7~8羽程度で、昼は庭先で放し飼い、夜は風通りのいい鶏舎で平飼いする。
【その他】
つる籠、陶器といった道具類から椅子、机といった家具類も自給自足できる。
家のリフォームは自前で結構できるし、新築もやり方を選べばセルフビルドできる。
染色、機織り、手編みなどで衣類もつくることができる。
本日のカウント
本日の歩数:9,539歩
(本日のしっかり歩数:6,380歩)
本日の割箸使用量:0膳
本日の餃子消費量:0個
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