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2006年4月18日 (火)

コーヒーの焙煎

コーヒーの味は基本的には苦味が主体です。これにアクセントとして酸味と甘味が加わり、あの奥深い芳醇な味わいが生まれてくるのです。コーヒーは、生豆を焙煎(ロースト)してから、ミル(コーヒー豆をひく器具)でグラインド(コーヒーの豆を粉にする)し、ネル・ドリップまたはペーパー・ドリップやサイホンで抽出するという過程を経ます。この一つ一つの過程がコーヒーの味わいに関係してきますが、その中でも決定的なのは、材料の生豆と焙煎の工程です。どんな名人でも材料の品質が悪ければよい品物ができないのです。

生豆をローストしてはじめて、あの芳醇な薫り高いコーヒーに変身します。焙煎はその煎り方の度合いによって、つぎの7段階に分類されます。

①シナモン・ロースト(浅煎り)=アメリカン・ロースト

②ミディアム・ロースト(ふつう煎りの浅め)=アメリカン・ロースト

③ハイ・ロースト(ふつう煎りのやや深め)=ジャーマン・ロースト

④シティ・ロースト(ふつう煎りの深め)=ジャーマン・ロースト

⑤フルシティ・ロースト(やや深煎り)=ヨーロピアン・スタイル

⑥フレンチ・ロースト(深煎り)=フランス式ロースト

⑦イタリアン・ロースト(もっとも深煎り)=イタリア式ロースト

アメリカとかイタリアとかいう国名は、その国で飲まれている平均的な嗜好を言い表しています。たとえば、アメリカ人はもっとも焙煎の浅い味を好み、イタリア人はもっとも焙煎の深い、デミタスカップで飲む芳醇で苦味の強いエスプレッソコーヒーを好むのです。その中間にドイツ人やフランス人が好むコーヒーがあります。

コーヒーに含まれているカフェイン(覚醒作用があり)は、熱に弱いので、深煎りのフレンチやイタリアン・ローストのほうがカフェイン含有量は少ないのです。また、赤ワインに多く含まれているポリフェノール(抗酸化作用がある)は、コーヒーにも含まれています。

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